!!注意事項!!

!!注意!!

3Dモデルは場合によって200Mbytesを近くになる場合があります。(大型石室の全体像の場合など)

表題バージョンに”L”のついているものは50Mbytesを超えていないものですが、全般に定額/高速回線/PCでの閲覧を推奨します。


2017年12月13日水曜日

小さな開口部にZenfoneARを突っ込んでみると

手持ちの3Dスキャン機材として、最新で最小のZenfoneAR。
両手持ちが基本のStructuresensor+iPadと比べると、いろんな所に潜り込ませることが可能になりました。

基本、格子の荒い柵は通過。石室形状にも寄りますが、奥壁3mくらいまで特に問題なくスキャンできます。



さらに進んで古墳の石室や横穴墓でよく見かける?人の入れない小さな開口部。そんな中にZenfoneARを突っ込むと、ThetaSでの撮影とは違う何かが見えるのか・・・試してみました。

たまたまターゲットとなったのは、十王前横穴群の10号墓。かんぶり穴を守る会の方々に”ここも横穴墓だよ”と説明を受けながら、この開口部(20cm*15cmくらい)ならスマホ入るかもと早速思案。その後の見守られながら少し突っ込んで上下左右に振って撮れたのがこちらです。

ThetaSの突っ込みとは違い”何があるか”は分かりませんが、開口部からの全長約3m、幅2.3m、高さ1.4mのかまぼこ型の横穴墓が残っていることが分かります。またこの3Dモデルを近隣の横穴墓とつなげてみると、11号墓と近いこと(30cm未満)や9号の方が10号に配慮してかなのか?歪な形になっているのが見て取れます。

左上緑:十王前横穴群1号墓
左上オレンジ:9号墓
中央オレンジ:10号墓
右下オレンジ:11号墓(装飾横穴)

内部に落とさない、中に何かいる場合の対策など注意が必要ですが、こういうデータが取れるとついついやっちゃいたくなりますね。(ThetaSもやってみたかったですが、”中の人”が見つかると厄介なので自重)

2017年12月9日土曜日

岡山県_真庭市_定西塚古墳(Ver1.0L)

 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。



※定東塚古墳に隣接して造られた定西塚古墳。大きく高い石室ですが、陶棺を納めるにはあんまり高さは要らないような・・・。次の世代の人たちは、そのあたり気がついての定北古墳なんでしょうかね。全天球で再見学してみると、どうも天井石が側壁から張り出した石にギリギリ乗っかっているようにも見えます。

定4号や定5号も一応はデータがありますが、落葉樹の森は意外と日差しを通してあまり上手いデータにならずお蔵入り。大谷古墳の方は、いつの日か復元墳丘も含めて3D化かな。
全天球写真は、大谷古墳 4号5号すでにグーグルマップに登録されていたりします。

2017年12月7日木曜日

福岡県_上毛町_穴ヶ葉山3号墳(Ver1.0L)

 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。


げじげじが多く写りこんでいるので、虫耐性のない方注意!!

※現地で見学した際も、前室ちっさ!などと思いながらスキャンした穴ヶ葉山3号墳。前室がある・使用されている石材が自然石などの印象を取っ払って、3D化した石室を側面から見てみると妙に畿内な感じの空間形状です。穴ヶ葉山古墳群の石室を1.5倍もしくは2倍すると、どこかの石室にマッチするかも・・・と、最も有名な石室と並べてみると。

上:穴ヶ葉山3号墳石室 200%
下:石舞台古墳石室 100%

他人の空似かなぁ。

2017年11月29日水曜日

ストリートビュー画像上限サイズに動きが!? 2017年バージョン

たまに見に行く、ストリートビューのインポート規定サイト

~~~~~
360° 写真をインポートする
注: 360° 写真をインポートする前に、画像が次の条件を満たしていることをご確認ください。

7.5 メガピクセル(4K)以上で、アスペクト比が 2:1
サイズが 75 メガバイト以内
~~~~~
あれ?また、数字が変わっている・・・

この表記だと、1ギガピクセルでも75メガバイトにサイズが収まれば登録できることになりますが?
果たしてそうなっているのか。早速確認です。
使用しているのは、iPadPro(9.7)のストリートビューアプリ。

1、29696*14848 440メガピクセルかつ57.8 MB
2、24000*12000 288メガピクセルかつ41.7 MB
3、18000*9000 162メガピクセルかつ25.9 MB


生データの1、通常登録の倍にサイズを上げた2、少しサイズを下げた3といずれも公開まで至らず。1と2はインポートや位置情報の登録時にアプリが、シャットダウンする始末。3もアップロードのバーは伸びるものの、90%までを繰り返して最後は画像のようなギブアップ宣言。

ここで考えました。。。
画像サイズ上限(12000*6000)は変わらずに、画像ファイルサイズの上限だけが伸びたのでは?

4、12000*6000 72メガピクセルかつ79.6 MB

公開できちゃったよ

さらに考える。。。
75メガピクセルの記載ミスでは?

5、13312×6656(昔規定) 88メガピクセルかつ13.7 MB

公開できちゃったよ・・・


英語のサイトでも
At least 7.5MP (4K) with a 2:1 aspect ratio
No more than 75 megabytes in size
となっていて内容は同じ。

アプリやシステムも含め変更している最中で
公式の内容がそれを追い越しちゃった・・・などと想像はできても結論は出ず。

安全をとって、以前通り12000*6000で10Mbytesくらいで公開しています。


ちなみに4、12000*6000 72メガピクセルかつ79.6 MBの石室画像は、側壁に寄るとさらに高解像度の画像がダウンロードされカマドウマ様の凛々しいお姿を拝見できたりしますが、精神衛生上かつPC処理負荷・通信費的にもやさしくないので削除しました。

2017年11月26日日曜日

静岡県_浜松市_向野古墳(Ver1.0L)

 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。



※いきなり違う地域に迷い込んだのではないかと思うくらい近隣の石室と異なる向野古墳。単純な形状からは、岡山などの真四角奥壁を持つ古墳を思い出します。3Dモデルでも表現されていますが、南が開けているので非常に明るく照明等も必要ありません。

2017年11月22日水曜日

福島県_須賀川市_神成横穴群(Ver1.0)

 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。



※自分でスケジュール組み立てといてなんですが、中々の強行軍のなか立ち寄った神成横穴群。十分に内部見学できるものも1基ありますが、撮影はしたもののPhotoscanでそちらまで繋がらず。かなり残念なデータになってしまいました。崖下に住宅があり全天球の撮影もやや難しい立地です。南に開けているので、Tangoもやや難しいかも。

副室のある横穴墓が検出されていると市のHPにはありますが、開口しているものの中には見当たらず。3Dからも分かるように、埋没しているものは多そうです。

2017年11月15日水曜日

造山古墳墳丘を3Dスキャンしても良いですか? そう遠くない未来

定期的にHPを見に行っているStructureSensorの会社”Occipital”
私がKickStarterで出資した中で、活動を続けている数少ない会社の一つです。11月初旬の見学データを処理してひと段落したところでのぞきに行くと、何だか別会社を購入したというアナウンスが。どうやらPARACOSMという、LiDARを使ったベンチャー?を手に入れた模様。

PARACOSMのHPに行ってみると・・・
レンジ100m!?で色データ付き点群をSLAM(自位置推定&3Dマッピング)している動画が!



ポチリとはさすがに行かない$25K(約300万円)
50万円くらいだったら・・・買っちゃってたかも。

人が歩けるところなら、簡易?3次元化ができるということで群集墳はいう及ばず、山林に隠された100m超の墳丘、もしかすると200m超の超大型前方後円墳ですら3Dモデル化可能!?

内蔵されているLiDAR(Velodyne VLP-16)が単体で$8K。回転機構が削除されて、安価になったLiDARベースでもそう簡単に150万円をきる代物ではなさそうですが、そもそもこういう機械がすでに世に出回り始めていることに驚愕です。

メカレスLiDARと既製品魚眼カメラと高性能スマホの組み合わせで同じことが出来るようになったら。。。
造山古墳墳丘を3Dスキャンしても良いですか?

2017年11月12日日曜日

群馬県_高崎市_綿貫観音山古墳(Ver1.0L)

 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。



※住宅地の中にあり、交通手段さえ確保できていれば見学容易な綿貫観音山古墳。近隣に他の大型古墳や歴史博物館もあり、群馬古墳文化の流れ見たいなものを理解するには、よい場所だと思います。

石室は全長こそそれ程では無いものの、玄室長で8mを超え最大幅で4m近くと空間容積としては最大級。加工された角閃石安山岩を使用し組み上げられた石室は、ライトアップで煉瓦積みのようにも見え美しいです。なお、内部見学をするには、事前申請が必要です。

2017年11月7日火曜日

これがITのスピード感 ZenfoneAR 販売終わる

世の中が、iPhoneXで盛り上がる中・・・
ZenfoneARの販売が終了しました。

実質、6月の下旬に発売され11月の初旬には販売終了(日本国内)。
海外では、メモリ6G/ストレージ64GのARがまだ買えるようですが。
わずか4ヶ月という発売期間に、IT業界の速さを感じます。

6月~10月で起こったこと
・専用センサーを用いたTangoから、カメラを使ったARcoreへ発展的解消。
・iPhone8/8Plus/Xの発表・発売

iPhoneXにも匹敵する金額で、国内では使用できない機能(Daydream)や発展性のない機能(Tango)のスマートフォンが売れる理由も殆どなく。

今後、Tangoとは違った技術でAR2がでるのか、このままASUSはやめるのか。
他方、Tango搭載のPAHB2を展示会でも推しているLenovoはどう動くかなど、いろいろと気になりますが・・・

いちユーザーが寂しがっても、どうにもならないのは分かりきったことなので

とりあえず、横穴群でもスキャンしますか。



店舗に在庫あるうちに予備機買っておこうかな


~~~~~~~~~~~~~~~
20171214追記
ショップのページと在庫復活していますね。
なにかトピックになるようなことでもあったのでしょうか。


2017年10月29日日曜日

群馬県_吉岡町_南下古墳群C号墳(Ver1.0)

 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。



※南下古墳群駐車場に駐車すると目の前にドン!とあるので、存在感を示すC号墳。開口が東方向で、日光の入射があるので手持ちのStructureSensorには不向き。SfMのみの作成になった段階で、南下古墳群のなかでは後回し決定。ずいぶん日が高くなった時間に、なぜか小学生が引っ切り無しにC号D号E号に潜っていく光景が。どうも、春休みの宿題で町の史跡をめぐっているとのこと。3Dデータを提出するような小学生もそろそろ出てきますかねぇ。

南下古墳群のなかでは、唯一の無袖。榛名山の噴火があっても、影響のありそうな場所に古墳作りを開始するという、何だか現代にも通じる話です。吉岡町には、ほぼ東向きに開口している古墳がまだあったような気が。

2017年10月24日火曜日

3次元計測しているiPad画面を撮る

iOS11から追加された画面を動画で記録する機能。今までは、別にMacを準備したり別のソフトを買ったりという手順が必要だったと思いますが、かなりお手軽になりました。

ということで、横穴墓の3次元計測しているところを動画で公開。




撮影対象は、横穴墓玄室(特に複雑な構造物なし)
使用機材は、iPadPro(A1674)とstructuresensor
ソフトウェアは、Roomcapture
ライティングにLEDランタンを使用しています。

録画を開始して3Dモデルの確認を行うまでが、1分15秒。片手でiPadとLEDランタンを持ち、横穴墓内を緑色格子が一周するように丹念に撮影していきます。緑色の格子頂点はiPadからの距離が計測できた箇所。多少動きが早いシーンもありますが、それ程無理無く連結されていきます。早く動かすと誤差が大きくなり、緑色の格子が大きく書き換わったり、連結が破綻するなどの状況となります。点群データのように誤りデータを除去できないため、撮影自体が最も重要な手順となります。

出来上がった何も手を加えていない3Dモデルが以下。



正解(発掘調査資料)が無いため、計測データの精度は不明。(ただし、SfM作成の3Dモデルとは同一にみえる)テクスチャに模様が出ていますが、テクスチャ用の写真を撮影したタイミングにより光の当たり方が違うためこのようなデータになります。

小さな玄室内を最もすばやく3D化する手法・・・と私は考えています。これ以上となると、深度センサー版のThetaのようなものしか想像できません。

なお、ZenfoneARでの3Dスキャンも併せて録画を考えていたのですが、どうもTangoとかち合う様でスクリーンレコーダーが動作せず。深度センサーの技術が違うため、少し時間はかかりますが、この動画と同じような状況になります。


2017年10月16日月曜日

愛知県_新城市_摩訶戸古墳群1号墳(Ver1.0)

 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。



※他の方の写真を見ると、奥壁がせりあがってきているような印象の摩訶戸古墳群1号墳。実際には、それ程の急傾斜ではありません(比較が九州や美馬の石室・・・)。整然と積んでいるとは言い難い石室ですが、石材は意外と平滑です。

入り口のブロックも中々のインパクト(岩橋千塚A46以来)。看板の”あぶない よい子はここであそばない”もいい味出してます。

Photoscanで開口部と石室内部を一度に作ることが出来なかったので、別々に作成。連結にCloudCompareを使用しました。


2017年10月10日火曜日

泉崎横穴_旧保護施設扉?をなぜか3D化

昨年(2016)に泉崎横穴を見学した際に、iPadで何気に撮影したコンクリートの蓋。


昔の入り口だよーとおぼろげに説明を受けた気がするのですが、考えてみるとこれも中々年代物?雨天で右側取っ手が少し光を反射してしまったせいもあり、形状がちゃんと再現できていません。。

昭和10年 防護壁工事竣工
昭和25年~36年 入口扉等の改修等
平成 18 年 泉崎横穴外部環境修復(既存施設補修、前室設置など)
~~史跡泉崎横穴の取組 
古墳壁画の保存活用に関する検討会
装飾古墳ワーキンググループ(第9回)より~~

もし、昭和10年の物なら82年前、昭和36年でも56年前の物。
途中、不届き者が入り口を壊して乱入・・・壁画を一部損傷させる事件に立ち会ったかも知れない門扉。新保護施設の隣にひっそりと今後も保存?されていくのでしょう。


さて、今年(2017年)の公開日はというと、泉崎村のHPトップには見当たらず。。。
”平成29年広報いずみざき”を開いて、今月の行事を確認すると10/14。

2017年10月14日(土)午前10時~午後3時

福島県はきちんと定例化されているせいもあってか、福岡/熊本に比べて実施日を見つけづらい気がします。

2017年10月7日土曜日

Photoscan1.4.0で動画も入出力できるらしい

Agisoftは、エスパーか何かでしょうかね。動画の入出力機能が、次のバージョンで付くようです。(この小さなブログにまで、ロシアから多くのアクセスがくるのでインターネット上の意見などは収集していると思われます。)

早速試してみようとダウンロードしてみても、一つ前のバージョン。
フォーラムの方でお試し版がDLが出来るようになっていました。

Photoscan1.4.0プレリリース版
http://www.agisoft.com/forum/index.php?topic=7730.0
※1.3.4に戻すときには、一端アンインストールして旧バージョンをアクティベーションする必要があります。

動画のインポートは、動画を読み込んでフレームごとに画像に変換してくれる機能が付いたということのようです。PCに動画のコーデックがちゃんと入っていないと、切り分けてくれない模様。(スマホ撮影のmp4は注意)

動画のエクスポートは、水平/垂直の二種類から選択。360度回るような動画ができます。



動画撮影視点のファイル一端保存してエディタで開いてみると、なんとなく撮影XYZと角度などが書いてありそうな雰囲気。

写真撮る→3D化する→好きな視点で動画にする→説明音声やキャプションをつける→博物館で流す・・・なんてのも時間をかけて(品質を問わなければ)一人で出来るんですねぇ~。(以前より使用するソフトが一つ減った)

動画の入出力以外にも、他のソフトで作った3DモデルのインポートやDEM表示など面白そうな機能が増えそうなPhotoscan1.4.0。コスパがどんどん良くなっている気がします。

2017年10月3日火曜日

茨城県_五霞町_穴薬師古墳(Ver1.0)

 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。



※鉄の門扉にガードされている五霞町_穴薬師古墳。今回、所有者様と五霞町の許可を得て、3次元化と全天球撮影を行いました。目を引くのは、やっぱり奥壁の”五輪の塔”。昔の写真からは、全天球や3Dで色の変わっている少し下辺りまでが残っていた状況のように見えます。壁面の最下段はなぜか丸みを帯びた石を使ったり、構築技術?美的センス?に非常に面白みのある石室です。(Matcapでみると分かりやすい)

2017年9月28日木曜日

Tnago/Photoscan/Structuresensor違う技術で作る同じ石室

注意!!
ファイルサイズ極大です。高速固定回線かつPCでの閲覧を強くお勧めします。とくに真ん中のPhotoscan作成(Ver4.0)。

同じ条件ではないものの、3つの機材で3次元計測した群馬県観音塚古墳。夏は、観音塚古墳に限るとばかりに、4年連続でスキャンしに行ってます。しかも、毎回新手法で。。。
そのうち、そこそこ良くできたかなと思える三つを並べてみました。
正解=測量三面図はパンフレットに載っているものの小さい。



一番左 HW:ZenfoneAR+SW:RTAB-MAP  2017年7月スキャン
ZenfoneARにインストールしたRTAB-MAPで石室をスキャン。ZenfoneAR上でメッシュとテクスチャを作成したもの。スキャン時間おおよそ10分。処理時間とSketchfabへのアップロードで10分。アップロードまでを一つの機材で完了させられるのは大きいポイント。開口部が3D化できていないのは、見学ツアーの方々が来てしまったから。技術的な問題ではありません。

真ん中 HW:PanasonicGH-1+SW:Photoscan 2016年8月スキャン
GH-1で撮影した1000枚の画像データを、Photoscanの中/中設定で3日かけて3D化したもの。(特に調整なし)撮影時間おおよそ1時間。
石材の凹凸とかテクスチャに関しては、ダントツ。VRでの再見学で天井石の線って何だろう?というような気付きに繋がる3Dモデル。

一番右 HW:Structuresensor+SW:Roomcapture 2015年7月スキャン
Roomcaptureで取得した生データ(obj)をBlenderを使って手動でくっつけたもの。
スキャン時間おおよそ20分。PCを使用して連結1時間。後連結の必要やデータの荒さはあります。ただ、全体像を撮りたければiPadで、細かく撮りたいならモバイルPCを加えてSkanectでと対象のサイズに合わせて構成が変えられる強みも。


ちょっと立ち寄ったついでに3次元計測?VRコンテンツにするために3Dモデル化?
用途目的によってもずいぶん変わってきますが、どの手法で作成したモデルがお好みですか?

上:structure
中:Photoscan
下:ZenfoneAR


下絵バージョン

2017年9月26日火曜日

石室一つの3D化にどのくらい時間をかけているか

長期間の古墳見学の前に発生する教育委員会様との調整。
その際聞かれる質問の一つに”どのくらい時間がかかるか”というのがあります。

実際、2015年末~2016年始の長旅見学でどの程度かかっているのか調べてみました。
見学した場所柄?、3室構造の複室形式や複雑な石室内内部構造がありません。

最初のスキャンデータの送信時間から最後のデータの受信時間を引いたものなので、実質はそれに1分程度足したものでしょうか。3Dデータは分の数+0~4くらいが取得できています。
(注:ここでいう3Dスキャンは、StructureSensor&Roomcaptureを使用したものです)


馬立古墳群1号墳(片袖) 14分
馬立古墳群6号墳(無袖) 7分
馬立古墳群7号墳(無袖) 6分
若狭野古墳(両袖、複室) 14分
鳥取上高塚古墳(片袖)  12分
唐人塚古墳(両袖、石棺) 12分
緑山古墳群4号(両袖) 16分
緑山古墳群7号(片袖) 14分
緑山古墳群8号(片袖) 17分
小迫大塚古墳(両袖) 32分  ※天候待ちで長め
橋本荒神塚古墳(両袖、石棚) 11分
穴ヶ葉山古墳群1号(両袖) 11分
穴ヶ葉山古墳群2号(両袖) 6分
穴ヶ葉山古墳群3号(両袖、複室) 14分
百留横穴群1号墓(横穴墓、単室、入室なし) 4分
四日市横穴群62号墓  (横穴墓、単室、入室なし) 5分
大谷古墳(両袖、入室なし) 7分
定東塚古墳(両袖) 14分
定西塚古墳(片袖) 14分
定北古墳(両袖) 18分
定5号墳(無袖、天井岩露出) 5分


リンクがあるものは、すでにSketcfabで公開しているもの。

15分あれば普通の石室は3Dスキャンできてますね。
馬立古墳群6、7号墳のような無袖単形、穴ヶ葉山古墳群2号のような両袖小型石室に至っては、10分をきっています。実際には、普通に見学したり写真撮ったりする過程でサイズ感やスキャンプランを考える時間もあるので、3Dスキャンだけで30分というのはまぁ妥当かなと思います。

石室ざっくり3Dスキャンプラン
星の位置がスキャン実施者の位置。各色の枠がスキャン範囲。それぞれに一部重複があるのは、石材形状をマーカーとして連結するため。家に帰って、スキャンデータを連結して1石室モデルにするのにはざっくり30分~1時間位かかります(手作業)。

超高画質全天球撮影やPhotoscanによる3D化、ThetaSによる全天球撮影、ZenfoneARによる石室/墳丘3D化となかなかメニューが増えてきて、やれること全種類こなすとおそらく4時間を超えるでしょう。。。

逆にZenfoneARでの石室3D化とThetaS等専用機材による全天球撮影に限れば、後期群集墳20基程度のデータ化を1日で終わらすことも夢ではないかも。

2017年9月23日土曜日

福島県_浅川町_染古墳(Ver1.0L)

 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。



※壬生車塚古墳の延長戦。類型の石室を探して福島まで足を伸ばして、さらに少し山登り。地震の影響などもあり、補強材が多数の染古墳(染の虚空蔵様)。石室内部は梵字の掘り込みなどもあり、古墳の石室というよりは”やぐら”なんかを想起させます。ただ、3Dモデル化してみると、空間形状だけにフォーカスするので横穴式石室の感じが出てきます。

なんだか蜂が多いなぁと思ったら、覆屋の奥側に蜂の巣が・・・。見学はやはり晩秋~冬に限りますね。

2017年9月20日水曜日

劇的?BeforeAfter Photoscanの場合

バージョンをあげて
結合され難くなった
と噂で聞いていたPhotoscan。

別の噂で、”今までGPUがサポートされていなかったプロセスがサポートされた”と聞き、真相を確かめようとPhotoscanの変更履歴をチェック

噂のGPUサポートは、おそらくこれ。
Version 1.3.0 build 3772 (5 February 2017)
• Added GPU acceleration for image matching.

もう一つの噂の結合しづらくなった件に関連しそうなのは、
Version 1.3.0 build 3772 (5 February 2017)
• Switched to CUDA for NVIDIA graphics cards.
Version 1.3.0 build 3075 (8 October 2016, preview
release)
• Optimized dense cloud generation in case of large overlap.

確か前までは、GPGPUはOpenCLだった気が。(株式会社オーク様 QAページ
オーバーラップが過ぎたときの最適化っぽいですが、噂の要因とは違いそう。

なんとなくそれらしい変更履歴は見つけたものの、それが変更履歴や噂どおりに効いてくるのか。バージョン違いのPhotoscanで試してみました。

違いはPhotoscanのバージョンだけ。
Version 1.2.6 build 2834 (20 July 2016)
Version 1.3.3 build 4827 (16 August 2017)

PCの構成はざっくり、Corei7_2600/メモリDDR2_16G/SSD_128G+HDD2T/GPU_Geforce1070です。
題材は、古墳墳丘をドローン撮影した画像です。

V1.2.6
V1.3.3


結果
○GPUをイメージマッチングに使用する差分。
49分12秒から2分39秒へかなりの短縮。

○結合しづらくなっている噂。
画像607枚中
606枚使用されていたのが、572枚に減ってる・・・
実に5%の写真が使われなくなっています。それに伴ってか、DensePointCloudも1割弱低下。これは結合しづらくなったという印象を持たれてもしょうがないかな。

困った事にGPGPUをOpenCLに変更するメニューはないため、NVIDIAグラボでOpenCLにしたければバージョンを下げるしかないことになります。

システム用件にhigh-end OpenCLと書いてあっても、それに該当するAMDのグラボが記載されていないのでRadeonに乗り換えるのもちょっと怖い。

石室で以前できていたものが、同じようにできなくなっていたら(特に狭い羨道部分)。
意図してバージョンダウンするかも。


2017年9月17日日曜日

岐阜県_土岐市_炭焼古墳(Ver1.0)

 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。



※箱型の連結で岡山/広島方面の石室を思わせる炭焼古墳。全天球では中々分かりづらいですが、立てるほどの高さはありません。1.5倍にして、大坊古墳の高さ/幅と同じくらい。


上:50%増量炭焼古墳
下:福山市大坊古墳 原寸

前室は一枚岩構成ではなく、比較すれば小さい石材で構成されています。長方形や板状の石材を互い違いになるように配置されている様にも見え、1枚岩で構成された後室との対比が面白いです。

撮影している最中に日光が入るようになり、内部から外へ向けての撮影が困難に。玄門や前門の内部側データに欠落や泡だった場所があるのはおそらくそのせい。樹木が無く開けた場所で完全に逆光になる場合も考えなくては。

墓地内の古墳ということもあり、撮影/公開には注意が必要です。



2017年9月15日金曜日

世界は自撮りに満ちている 片方だけのDepthsensor

フロントだけにDepthSensorって
どんだけセルフィーな世界だ!
顔スキャン中?

同様の機能を目的としたRealsenseF200が50~120cmなので、TrueDepthCameraのレンジは少し短めから同じくらいと予想。(手持ちだけじゃなく自撮り棒の使用の可能性も含めて)

赤外線ということなので、直射日光下での顔認証ができるのかとか懸念する点もいっぱい・・・


もう一つの点群を取る方法 ARkitには多少の期待。
継続して点群を取得するような動画も見つかります。



雑な点群であっても、とにかく取れる距離が長ければ・・・

とりあえず、iPhoneX買って試してみますか。
Blueborneを言い訳にして。

2017年9月12日火曜日

スマホで計る60m超の墳丘

ZenfoneARを使用した墳丘を横断する線は壬生車塚古墳で実証できました。それでは、複数の線を組み合わせてどの程度の面スキャンできるのか、お隣さんで検証。

全長60mとされている牛塚古墳
まずは、できるだけ主軸に沿って一本。
後円部を横切って一本。
前方部を横切って一本。
後円部を北側を面で一つ。

ここで電池は100→50%。だいたい、1回1Gbytesの点群データを取得すると数%電池を消費するよう。最長で60m*3m程度のスキャンはできているので、直径20m以下の斜面の急ではない墳丘なら1回で計れるかも。

それぞれスキャンした点群データをスマホから抜き出し、とりあえずそれっぽいところで結合。



なんとなく、それっぽい形状になりました。
ただ、Sketchfabで見てみると連結部分ズレがはっきりと見える荒さもあります。木々や残っている赤マーカーをベースにポイントの結合を行えばもう少し結合精度はあがるのかも。
やはり、測量の際に使われるマーカーや基準点は偉大です。


高低差の色合いをつけたもの、透過で下に見えているのは牛塚古墳測量図
平成28年度 車塚古墳・牛塚古墳 現地説明会資料より引用
こちらもなんちゃってオーバーレイので精度などは???

ZenfoneAR・・・高価な機種だけにやれることはやはり凄いです。

2017年9月11日月曜日

神奈川県_横浜市_宮ノ前横穴群B群C群(Ver1.0)

 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。



※柵外からBCD群を撮影し、Pix4DMeshで3D化。残念ながらBCだけしか3Dモデルにはなりませんでした。

飾り縁のように見える部分は、玄室の奥側。上から見ると奥行があり玄室らしい形状が見えます。崩れやすいのか、玄室が完存しているものは殆どないようです。柵付くのもしょうがないですね。仮に3Dスキャンできたとしても袖ありの棺室は中々に難しそうです。

2017年9月7日木曜日

さよならTango、こんにちはARcore

深度センサー付きスマホは、まだ普通にはなれなかったようです。

~~Tango英語版 HPより~~
Tango付きスマホなんて二機種しかないし~
広く受け入れられたいから、特別装備なしで動くARcoreでがんばるよ

~~~~(悲観意訳)


これはさよならTango宣言!?
でも、ZenfoneARがしばらくの間、深度センサー付きAndroidスマホの最高機種であるということでもあるのかな。こういった文章を出されると趣味ならともかく、生活のかかってる開発者・最新のコンテンツを楽しみたいユーザーは離れていくんでしょうね。

盛り下がる前に、古墳見学に使えるTangoアプリ 見つけられて良かった。


さてARCoreです。Galaxy S8にサンプルインストールして試させてもらいましたが、形状認識できなかったスマホがそれを出来るようになるという機能アップした感覚になれます。すぐにみんなが試せるようにカメラセンサー/レンズとARcoreの調整が自動(もしくは手動アプリ)で出来るくらいあればよかったのに。

サンプルで見る限り計測範囲の制限も今のところTango同様の3~4mといったところでしょうか。


以下は株式会社アイデアクラウド様がYoutubeにあげている動画です。




そもそもXYZのポイントクラウドを継続的に取得できるか
雑でも良いので既存の深度センサーより長い距離でポイントクラウドが取れるかなど
いろいろ知りたいことはあるものの、国内の正式対応機種は一つ。

iOS側も含めてしばらく様子見です。

2017年9月5日火曜日

Sketchfabのビジネスアカウントをタダでもらう方法?

すっかり忘れていましたが、1年ほど前。
Photoscanを併用し始めたころ、Sketchfabとこんなメールのやり取りがありました。

~~~~
S
お前、墓の3Dばっかり登録しやがって。
研究機関/大学/博物館に勤めてるだろ?
とっとと博物館用のフリーアカウントにしやがれ!
~~~~
N
滅相もない。しがない見学者です。
毎年、プロアカウントのお金は納めさせて頂きます。
平にご容赦を~ 
~~~~
S
そうかそうか。
それはそうと、日本の文化/教育分野でSkechfabが広まらないのはなぜだ?
研究機関/大学/博物館に加え、学生/教師もタダだというのに。
~~~~
N
独自プラットフォームでやらないと気が済まないんです。
クラウドサービス嫌いだし。
(あと県市町村レベルでそこまでの調整できる人少なそう)
~~~~
S
なんと無駄なことを!
少しでも寝返る気のある者がいれば、すぐに知らせるのだ。
~~~~
N
はは~
~~~~
注:多大な誇張を含んでいます
招待されたのは本当です。


ということで、私はお金を払っています。
どのように研究機関/大学/博物館であることを証明するのか、登録したデータの権利関係/データ保全の担保など謎な部分もあります。
ですが、ビジネスアカウント($348/年)/プロアカウント($120/年)が浮く上に、公開/Draft以外に限定公開(URL)/限定公開(Pass付き)が使用できることはデータの共有が容易になることを意味します。

3Dデータの作成→SketchfabへDL可/限定公開(Pass付き)で登録→関係者にURLとPassを通達。→Sketchfabフリーアカウント取得している関係者はDL可能

公式SNSなどの運用経験があれば、所属をたてにビジネス/プロアカウントを取得してしまうのもアリかもしれません。

研究機関/大学/博物館向けHP  Sketchfab for Cultural heritage
https://sketchfab.com/museums


学生/教師向けHP  Sketchfab for Education
https://sketchfab.com/education

2017年9月1日金曜日

長野県_飯田市_石塚第1号墳(Ver1.0L)

 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。



※桜の名所 石塚桜とgoogleMapに登録されている石塚第一号古墳。上溝天神塚の天井石が一段下がる前までの形状に近く、奥壁付近の現状高さ/幅はほぼ同一です。桜の下には石室が埋まっている状態ですが、考えてみれば石室の方がはるかに古いんですよね・・・


上:上溝天神塚古墳、下:石塚第一号墳

なお、重複した位置にマーカー作るのもアレなので、googleMapの”麻績の里 石塚桜”に全天球写真はリスティングしています。桜クラスタの皆さん、綺麗な桜の全天球写真で上書きしてください。



2017年8月26日土曜日

今になってSigleSided設定に気が付く

Sketchfab 3D Scanning Challenge: Interiorsの記事を改めて読んでいるとき、公開されている3Dモデルに違和感。スキャンしていない側から見たとき透過する状態になっていることに気がつきました。



大抵の室内を模した3Dデータは、その部屋の中から始まり部屋の中で終わるものが大半です(VRを意識しているので当然か)。室内の構造を見せたい場合にはこちらのほうが分かりやすい場合のほうが多そう。

今更ながら、Sketchfabの3DSettingsを捜索。説明も読まずに、いろいろON/OFFして見つけましたSigleSided設定
(Material→FaceRenering→DubleSided or SingleSided)




SigleSided設定にした長柄横穴群15号墓。DubleSidedの場合、屋根面の裏側が生成されてしまうので玄室内の構造は室内に視点を動かす必要があります。SigleSidedなら屋根面の裏側が生成されないので、真上から見るとスキャンしたコの字配置の棺座が分かり易く見ることができます。

説明文にも”3Dスキャンに最適”とあるので今後こちらを標準にしましょうかね。

と・・・むりやりくっつけてるRoomcapture作成のデータでは上手くいかない。Photoscan作成か、CanvasForStructureSensorのものを設定しようと思います。


急げ!3D Scanning Challenge for 'Interiors'

いつものように古墳の3DモデルをSketchfabにアップロードすると、なにやらコメントが。

よい出来なので、イベントに参加しないかい?ということらしい。

3D Scanning Challenge for 'Interiors'
https://blog.sketchfab.com/sketchfab-3d-scanning-challenge-interiors/


イベントの連絡自体はメールできていましたが、それ程気にも留めず流してました。まさか、古墳がInteriorsに含まれるとは。

Sketchfabに公開する以上の許可を取れていない自治体も多いので、個別メッセージで事情を説明して辞退。

もし、間違って優勝なんてしちゃったら
世界発信されているサービスで室内代表として古墳玄室が公開されちゃうわけです。

残り時間わずかですが、どなたかチャレンジしてみませんか?


と同時に協賛になっているcapturingrealityに少し興味が。
Photoscanと同じ写真計測系アプリとおもいきや、レーザー計測のデータも使えそう。混在して使えるのかなぁなどと期待を持ちつつ、少し時間が空いたときにでもトライアルや3ヶ月を購入して試してみたいと思います。

下は綺麗な3DモデルをいっぱいSketchfabにあげているVlad様によるSfMアプリ比較。
軽く閲覧しただけですが、PSよりRCのほうがわずかに綺麗に見えます。

2017年8月22日火曜日

群馬県_吉岡町_源平山古墳(Ver1.0)

 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。


※農道脇にこんな玄室が開いている群馬県吉岡町。墳丘や羨道部分の残りは悪い源平山古墳ですが、特徴のある奥壁や玄門のどどーーん感は中々のものです。また天井にも丸い窪みがあったり、それに併せて奥壁の石材を構成するなどあるもので頑張ったように見えます。

開口部が南向きなせいもあり、石室は明るめ。外光に弱い機材には不向きですが、Photoscanバージョンはテクスチャが綺麗になりました。

2017年8月15日火曜日

愛知県_犬山市_青塚古墳かな?

Sketchfabで”Kofun”を検索してみると、なんだか見慣れぬものが。
なんと”kofun”の名称を使う登録者(rdcenter.nakashacreative様)が現れたのでした!!


”kofun”を使うのは日本以外にある支石墓などの古代のお墓と区別するためでもありましたが、まさかの遭遇です。というデジャブ?




使用しているソフトは不明。確かこの古墳(推定)は墳丘には登れないのでドローンで撮影されているとは思います。墳丘上の埴輪列も再現されていませんので安価なカメラを使用したか、時間のかからない処理を行った、フリーのSfMソフト(自作?)を使用した等が考えられます。登録者名から推察するとなんらかの技術を”試してみた”というところでしょうか。

そして、データがDL出来る太っ腹さんです。

古墳はおそらく、愛知県犬山市青塚古墳。樹木のない大型前方後円墳(テクスチャからでも100m超が推察できる)を探すことくらい素人見学者でも出来ます。間違えてたらハズカシー。


このデータの出所について詳しい情報(そこじゃないXX古墳だよ!、報告会で使われたよ!)を募集してます。アカウント名が本物だとすれば、会社さんからでもOKですよ~。

2017年8月11日金曜日

愛知県_豊橋市_馬越長火塚古墳(Ver1.0)

 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。



※大型石室を持つ豊橋市の馬越長火塚古墳。複室構造の石室ですが九州のものとは違う、長大な単室を仕切った感じがあります。天井の傾斜も特徴に挙げられるらしいのですが、段の塚穴型を見ているとそこまで顕著のものではありません。
3Dモデルをみると奥壁側から開口部に向けて下がっていくラインが見えます。似たような形状のものが周辺にあった気がしますがこれも地域特性でしょうか。

Photoscan使用で今までの中で一番多くの枚数(1900枚)を使用した3Dモデル。設定は低めとはいえ数年前のPCでも何とか処理できてます。

2017年8月9日水曜日

Photoscanのアカウントを別PCに移植

撮影した直後に現地ですぐにPhotoscan。処理にかかる時間を考えなければ、再撮影や追加撮影の可能となる理想の環境です。ただし、実現するには高スペックのモバイルノートPCと追加アカウント、もしくはネットワークを使っての処理委託(Proの機能)が必要でおいそれと手に出来るものではありません。

そこそこのスペックのノートPCならあるので、Photoscanアカウントの移行が出来ないものかと調べてみる、ソフトウェアにしっかりとその機能が載っているのでした。。。

自身の備忘録も兼ねて手順を記載。
1、PhotoscanのLicense Codeを所持していることを確認
 これを忘れてはいけません。

2、Photoscanを起動。HELPから”製品のアクティベーション”を選択

アクティベーションされていることが表示されます。
併せてディアクティベートのボタンがありますので押しましょう。

3、ディアクティベートの確認に”はい”ボタンを押す

このタイミングで、ソフトウェアの実行者の権限によってはパソコンに変更を加えるかの確認がはいります。それも”はい”ボタンを押すと次のような画面となりディアクティベートが完了します。

4、ソフトウェアを再起動させて、ディアクティブ(トライアル状態)となっていることを確認する。

念のため、確認したほうが良いでしょう。これで、1で確認したLicense Codeを使い他のPCでPhotoscan処理が可能になります。


※どのPCがアクティベーションされているか忘れないようにしましょう。






2017年8月6日日曜日

福島県_玉川村_宮ノ前古墳羨道(Ver1.0)

 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。




※壬生車塚古墳の延長戦。類型の石室を探して福島まで足を伸ばして高速の出口近くにある宮ノ前古墳を見学。玉川村より柵内部の撮影は禁止とのことでしたので、外側から撮影できる範疇で3D化です。

形状としては車塚に近く、石材加工は石質の違いもありさらに精緻のように見えます。住宅地の開発に伴い、木々が伐採され近くのストリートビューからも確認できるようになっていますが・・・。古墳の位置から建設された住宅の2階が丸見えになるので、急峻なアプローチも含めて注意が必要です。

ここの古墳の資料を探していて、同名の複室だらけの横穴群があることに気が付きました。

2017年8月1日火曜日

長野県_飯田市_上溝天神塚古墳(Ver1.0L)

 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。


※石室の大きさにもですが、開口部前がアパートの玄関側とご対面という立地に驚く上溝天神塚古墳。平日に訪れたため、近くの松尾小学校の古墳見学日だったらしく、小学生が入れ替わり立ち代り挨拶を交わしながら入室していきました。

落ち着いたところで見学再開。数値上の10m超は聞いてはいたものの天井が高いこともあり、ただの単室石室とは思えない広々空間です。入り口側から天井石二枚が少し下がっており、同じラインで横幅も少し狭まっています。

分割3Dスキャンではおそらく一番簡単な部類の形状なんですが、大きすぎることから奥壁側、中間、開口部側、開口部の4つのデータを連結しています。


2017年7月25日火曜日

最近見なくなった墳丘側面図を作る

古墳に興味を持った時期に購入した発掘調査報告書に、大正の西都原古墳群発掘データを宮崎大学がまとめたという本があります。たぶん、1985年くらいの黄色い本ですが、その中には西都原の前方後円墳について側面図が載っています。他所の前方後円墳と比べて極端に前方部が低いものが西都原には多く、その形状を表現したかったのだと思います。

そういえば、最近の資料や看板の説明には側面図はあまり付いてきませんね。そんな訳で今回、ZenfoneARの性能限界を試すために大型古墳を横断するようなスキャンを実施してみました。

対象古墳:壬生車塚古墳
使用機材:ZenfoneAR+OSMO_mobile
時間帯:日の出後1時間ぐらい
目標:墳丘中央を東西に

結果

発掘調査の車塚測量図と3Dスキャンデータのオルソを重ね合わせて画像。
西側周提から南東周提まで、ぼちぼち直線^^;



Sketchfabはオルソ表示ではないのでやや幅広に見えます。ざっくりとですが、十数人が一列に並び2往復するだけで40~60mの古墳は簡易ながら測量できてしまうかもしれません。(各人のスマホから点群データの吸い上げ→マーカーや衛星測位などを元に点群データを連結→計測図へ)

お金をかければ、計測距離が長くより簡単な計測手法(レーダーやライダーやら)がありますが、一部の見え方とはいえ、周提を含む130mに及ぶ古墳をスマホだけでここまで出来るというのは改めて凄いことのように思います

2017年7月22日土曜日

OSMO_mobileの強み弱み For古墳見学

わざわざ実店舗で動作確認して購入したOSOMO_mobile。
ZenfoneARの習熟も兼ねて古墳をうろうろ。こちらもわずか実使用2日程度ですが、使用して分かったことをつらつらと。

スマホ用ハンドルグリップ(スマホにもち手をつけるもの、スタビライザー機能なし)と比べて・・・

○3Dスキャンや動画に影響を与える急激な動きが軽減できる(本質)
○手元のコントローラで天井方向も向けられる
○スマホが必ず横になった状態を維持できる
 →縦横の回転を抑止できないアプリだと不具合が出ることがある

△バッテリーという制限がある
△ネジや充電ケーブルが特殊
△スマホによってはケーブルやマイクが干渉し使用できない
×初回墳丘使用時に熱暴走した(それ以降は発生していない)
 →二軸目が高温に・・・
×電源を落とした際にスタビライザーの機能が一気に停止する
 →持ち手にスマホ画面が当たる



◎専用撮影アプリでパノラマ(水平180、330等)を撮影するのか楽
 →簡易の電動雲台
?専用撮影アプリで対象を追従する機能がPhotoscanに使えるかも
?専用撮影アプリでないとシャッターボタンは効かない
?高価なハンディス3Dスキャナみたいでかっこいい!

○良い点 知ってて購入、◎良い点 知らずに購入
△悪い点 知ってて購入、×悪い点 知らずに購入
?判断中



専用アプリを使用して撮影したパノラマ。
壬生車塚古墳を西側から。南西側の前庭方向から墳丘を跨いで北西側の周溝・周堤までの範囲を、9枚の画像を合成することで全自動作成する。この一枚が30秒程度で作成できます。ちょっと、本格的な電動雲台に憧れてしまいました。


古墳動画を撮影しながらのスタビライザーの性能は、確認忘れました・・・。

2017年7月10日月曜日

小さくなったが故の不安定

深度センサー付きのZenfoneARを使い始めて1週間ちょっと。なんと贅沢な使い方か・・・Tango以外の機能は殆ど手をつけていません。

そのTango使いをしていると、結構な頻度でボタンや画面を触って誤操作をしてしまいます。古墳や石室内部のような不整地だとなおさら。



一番下が現行structuresensor母艦iPadPro_9.7インチ
二番目が初代structuresensor母艦iPadmini2
一番上がZenfoneAR

ほぼ両手で持ってボタン類はStructureSensorに隠されるiPad系。小さくて片手でも扱えるが慣れてないせいか誤操作をしてしまうZenfoneAR。

それじゃ~、コンパクトなリグを買ってしまえばと考え製品調査。



値段的によさそうなものを見つけるも、なぜか散財衝動が働いてしまい購入したのはこちら。



ケースをつけた状態でちゃんと固定できるかや実際の動きを試せる店舗があった・・・というのが言い訳その1。チルトが出来るので石室天井方向を撮るのが少し楽・・・というのが言い訳その2。・・・

お金ぶんちゃんと使いこなさねば。



2017年7月4日火曜日

2日間使用したTango+Rtab-Map(Tango向けVer)

ZenfoneARでたどり着いてしまった方。普通のスマホとしての使い方は殆どしてません。他の方の開封の儀をご参照ください。

この記事は、すでにPhab2Proで醸成されたアプリ(Rtab-Map)をZenfoneARで試してみたというだけです。

梅雨時の関東で石室の3D化を試せそうなのは・・・
鶴舞う形の群馬県! 
蛇穴山古墳、宝塔山古墳、観音塚古墳というところをターゲットに土日にチャレンジしてみました。



Tango+Rtab-Map使用2回目で作成できた宝塔山古墳石室(ほぼ全景!)。前庭を含め、約16mの大型石室を1回の実施でデータ化、且つその場で点群データの簡易処理/Sketchfab公開完了という想像以上の結果となりました。



ZenfoneARで5基目の石室。わずかな経験から、”これ、墳丘も行けるんじゃ!?”と欲を出してチャレンジした伊勢塚古墳。この石室半身墳丘一部の伊勢塚古墳に至るまでには、2回の失敗(墳丘の1/3、完全な石室・羨道!)がありました。

StrutureSensor(Roomcapture)との違いをつらつらと。

とにかく破綻無く継続できるエリアが広い。
電池消費量が尋常ではない。
後処理はデータ量によってそこそこ時間がかかる。
スキャン中のRGBカメラF値が変動?
点群データの量が1GBytesを越えてくると、後処理などでアプリが強制終了。
完全な暗所では、破綻。
鏡や反射するものがあってもその一部分で誤差や計測不可が出るだけで、全体の破綻にはつながらない。(パターン方式とToFの違い?)
最大レンジは、同じくらい(良条件で4mほど)
最大レンジを短くしても取れる形状が細かくなることは無かった。
直射日光環境でも20cmくらいまで近づければ形状が取れる。
設定項目が大量にある・・・
外気温30度越えで15分ほど連続スキャンしていたところ熱により端末シャットダウン。
アプリ起動中にフラッシュライトの併用できず。
(7/3にZenfoneARへのフィッティングがされていますが、それより前のバージョンです)

開発本家の説明を読むと形状を記録するというより、空間を理解するというのがふさわしいアプリです。多数ある設定を理解して使いこなせれば、20m級の墳丘や周辺と石室を丸ごと簡易計測できてしまいそうな予感。

でも、高速充電に対応したモバイルバッテリーは必須のようです。












2017年6月29日木曜日

誰でも3Dスキャンという時代が来た

ZenfoneAR
ASUSのTango付きDaydream対応スマートフォンが届きました。

Daydream:googleのVR規格
Tango:googleのAR規格

国内正規販売でこの二つに対応しているスマートフォンは、2017年7月初旬時点でこの機種しかないはず。

すでにTangoを使用して複数部屋のオフィスを点群データ化するSketchfabが上がっているなど、StructureSensorより広域のスキャンが容易に出来る予感。

今週末にでも、どこかにいって古墳で試したい気分です




2017年6月21日水曜日

宮崎県の横穴式石室は23基?

偶々西都市に寄る用事があり、”西都市立歴史民族資料館”に立ち寄ってきました。
西都原古墳群の中にある”宮崎県立西都原考古博物館”とは違いこじんまりとはしています。ですが、県立の方には無い市内横穴墓の情報が結構あり図書館の資料とあわせて幾つか面白い情報を仕入れられました。

古墳はあれど横穴式石室の極端に少ない宮崎県。資料館の千畑古墳の説明資料に”県内の横石室は推定含めて23例”との記載が。野首遺跡、鬼の窟古墳の調査資料などをダウンロードしてきて石室の近隣類例に記載されている古墳を列挙してみます。
(青太字は見学したことのある古墳)

南下古墳群2号墳(奥壁露出 推定?)
南下古墳群24号墳(完存)

伊勢ケ浜古墳群6号墳
伊勢ケ浜古墳群7号墳(石室下部残存)
川南古墳群(国光塚)(北東グループのはずれにある円墳らしい)
持田古墳群84号墳(3面図がある 複室 胴張り無し 天井は段の塚穴タイプのよう)
持田古墳群無号(謎)
永山古墳(石室下部残存)
野首1号墳(東九州自動車道の下?)
野首2号墳(東九州自動車道の下?)
西都原古墳群鬼の窟古墳(完存)
千畑古墳(完存)
常心塚古墳(陥没 推定?)
新田原古墳44号墳(飛行場造成 消滅)
新田原古墳45号墳(飛行場造成 消滅 3面図がある 無袖単室 側壁に立柱石ようなもの)
新田原古墳58号墳(百足塚)(発掘調査で確実視)

福長院塚古墳(赤江町古墳)(推定?)
狐塚古墳(石室下部残存 埋めた?)
鬼ケ城1号墳(石室下部残存)
島内1号墓?(石室下部残存)

あと三基たりない・・・
カウントされているのは伊勢ケ浜古墳群の4号5号、東郷古墳や細田古墳とかかなぁ。

それにしても宮崎県全体で、兵庫や岡山の古墳群1グループにも満たない石室の数というのは、地域特性とはいえなんだか少し寂しい。





2017年6月13日火曜日

岡山県_真庭市_定東塚古墳(Ver1.0L)

 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。



※スキャン&撮影してからすでに1年半が経過してしまった大谷・定古墳群を構築中。道路を挟んで東側の駐車場すぐに開口している定東塚古墳。3Dモデルを作成してみると、玄門付近が最大幅になる玄室形状をしています。天井も高く後続する定北古墳とは広々感が違います。


時間の都合上枚数をケチって”空間の裂け目”が出来てしまった高画質全天球。慌てて品質に反映された悪い例ですね。


2017年6月6日火曜日

長野県_飯田市_馬背塚古墳(Ver1.0)

 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。


※見学中に小学生に囲まれた思い出の馬背塚古墳。墳丘の3D化(GoPro*Pix4D)もこの時点で自身三例目。ただ、GoProでは開口部暗所が画像化で来ていないので、石室とはかなり強引な結合です。

後円部の石室は、2016年5月時点で入室禁止。小学生への説明員としていらっしゃっていた方によると、入れるように復元を要望されているとのことでした。近くの御猿堂古墳はさらに入室がきつくなるので、こちらで無袖石室も見学できると有難い気がします。

ただ、巨石で隙間が多いせいか全天球で見直すとなんだか不安定さを感じるんですよね~


2017年5月28日日曜日

2017年の技術は古墳見学を楽しくさせられるか

5月、6月になるとスマートフォンに関するイベントが行われます。今年もgoogle I/Oが行われす、でに世間一般にもずいぶんと浸透してきたARやVRに関しても、いろいろと進化がありました。

下は、すでに発売されている”Tango”搭載ファブレット(日本でも発売されているPhab2Pro)で計測したオフィスデータ。GooglePlayでダウンロードできるアプリで作成されたようです。



基本的なシステム的は、ほぼ私が常用しているStructureSensorと同じですが、非常に広域の点群を連続して計測した上に破綻無く連結できています。古墳の石室に転用するならば、複室や形状が複雑な石室も、一撃で計測できることに。

googleさんは、さらに屋内での位置情報を高精度させる構え。(店舗のどの商品前にいるかなどが判別できるレベル)


近い将来、画像のようなより詳細な説明が
”現実の空間に浮遊する”状況がでてくると古墳見学の質問に
石室内空間にマーカー登録しても大丈夫ですか?
が追加されるそう。
(すでにスマホ+アプリでも画像のようなことはできる模様)

今年のiPhoneには、同様の技術が載るという噂もありますし空間記録飛躍の年になるのかもしれません。