注意事項と3次元データの共有について

〇注意事項

3次元データのサイズによっては、高額な通信費用が発生します。Wi-Fi接続状態のスマートフォンまたは定額回線でのPCブラウザでの閲覧を推奨します。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを使用してみたい方へ

古墳や横穴式石室/横穴墓の3次元計測を行った記事は見つかるものの、取得データ自体に殆どアクセスできない3次元データ。レーザーやSfM/MVSと比べ粗いデータではありますが、使用してみたいという方がいらっしゃいましたらご連絡ください。ただし、管理者/自治体との契約により、利活用が制限されている場合があります。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを引き継ぎたい方へ

個人の3次元データではありますが、複数の要因で立入ができなくなった横穴式石室/横穴墓が多くあります。今後、個人でのデータ管理が行えなくなる/デジタル遺品化することを考慮し、データ相続先の研究者さん団体さんを緩く募集します。

記事への秘匿コメント、Sketchfabアカウントへのメッセージ、ストリートビューの公開アカウントなどお好きな手順でご連絡ください。





2017年11月29日水曜日

ストリートビュー画像上限サイズに動きが!? 2017年バージョン

たまに見に行く、ストリートビューのインポート規定サイト

~~~~~
360° 写真をインポートする
注: 360° 写真をインポートする前に、画像が次の条件を満たしていることをご確認ください。

7.5 メガピクセル(4K)以上で、アスペクト比が 2:1
サイズが 75 メガバイト以内
~~~~~
あれ?また、数字が変わっている・・・

この表記だと、1ギガピクセルでも75メガバイトにサイズが収まれば登録できることになりますが?
果たしてそうなっているのか。早速確認です。
使用しているのは、iPadPro(9.7)のストリートビューアプリ。

1、29696*14848 440メガピクセルかつ57.8 MB
2、24000*12000 288メガピクセルかつ41.7 MB
3、18000*9000 162メガピクセルかつ25.9 MB


生データの1、通常登録の倍にサイズを上げた2、少しサイズを下げた3といずれも公開まで至らず。1と2はインポートや位置情報の登録時にアプリが、シャットダウンする始末。3もアップロードのバーは伸びるものの、90%までを繰り返して最後は画像のようなギブアップ宣言。

ここで考えました。。。
画像サイズ上限(12000*6000)は変わらずに、画像ファイルサイズの上限だけが伸びたのでは?

4、12000*6000 72メガピクセルかつ79.6 MB

公開できちゃったよ

さらに考える。。。
75メガピクセルの記載ミスでは?

5、13312×6656(昔規定) 88メガピクセルかつ13.7 MB

公開できちゃったよ・・・


英語のサイトでも
At least 7.5MP (4K) with a 2:1 aspect ratio
No more than 75 megabytes in size
となっていて内容は同じ。

アプリやシステムも含め変更している最中で
公式の内容がそれを追い越しちゃった・・・などと想像はできても結論は出ず。

安全をとって、以前通り12000*6000で10Mbytesくらいで公開しています。


ちなみに4、12000*6000 72メガピクセルかつ79.6 MBの石室画像は、側壁に寄るとさらに高解像度の画像がダウンロードされカマドウマ様の凛々しいお姿を拝見できたりしますが、精神衛生上かつPC処理負荷・通信費的にもやさしくないので削除しました。

2017年11月26日日曜日

静岡県_浜松市_向野古墳(Ver1.0L)

 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。



※いきなり違う地域に迷い込んだのではないかと思うくらい近隣の石室と異なる向野古墳。単純な形状からは、岡山などの真四角奥壁を持つ古墳を思い出します。3Dモデルでも表現されていますが、南が開けているので非常に明るく照明等も必要ありません。

2017年11月22日水曜日

福島県_須賀川市_神成横穴群(Ver1.0)

 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。



※自分でスケジュール組み立てといてなんですが、中々の強行軍のなか立ち寄った神成横穴群。十分に内部見学できるものも1基ありますが、撮影はしたもののPhotoscanでそちらまで繋がらず。かなり残念なデータになってしまいました。崖下に住宅があり全天球の撮影もやや難しい立地です。南に開けているので、Tangoもやや難しいかも。

副室のある横穴墓が検出されていると市のHPにはありますが、開口しているものの中には見当たらず。3Dからも分かるように、埋没しているものは多そうです。

2017年11月15日水曜日

造山古墳墳丘を3Dスキャンしても良いですか? そう遠くない未来

定期的にHPを見に行っているStructureSensorの会社”Occipital”
私がKickStarterで出資した中で、活動を続けている数少ない会社の一つです。11月初旬の見学データを処理してひと段落したところでのぞきに行くと、何だか別会社を購入したというアナウンスが。どうやらPARACOSMという、LiDARを使ったベンチャー?を手に入れた模様。

PARACOSMのHPに行ってみると・・・
レンジ100m!?で色データ付き点群をSLAM(自位置推定&3Dマッピング)している動画が!



ポチリとはさすがに行かない$25K(約300万円)
50万円くらいだったら・・・買っちゃってたかも。

人が歩けるところなら、簡易?3次元化ができるということで群集墳はいう及ばず、山林に隠された100m超の墳丘、もしかすると200m超の超大型前方後円墳ですら3Dモデル化可能!?

内蔵されているLiDAR(Velodyne VLP-16)が単体で$8K。回転機構が削除されて、安価になったLiDARベースでもそう簡単に150万円をきる代物ではなさそうですが、そもそもこういう機械がすでに世に出回り始めていることに驚愕です。

メカレスLiDARと既製品魚眼カメラと高性能スマホの組み合わせで同じことが出来るようになったら。。。
造山古墳墳丘を3Dスキャンしても良いですか?

2017年11月12日日曜日

群馬県_高崎市_綿貫観音山古墳(Ver1.0L)

 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。



※住宅地の中にあり、交通手段さえ確保できていれば見学容易な綿貫観音山古墳。近隣に他の大型古墳や歴史博物館もあり、群馬古墳文化の流れ見たいなものを理解するには、よい場所だと思います。

石室は全長こそそれ程では無いものの、玄室長で8mを超え最大幅で4m近くと空間容積としては最大級。加工された角閃石安山岩を使用し組み上げられた石室は、ライトアップで煉瓦積みのようにも見え美しいです。なお、内部見学をするには、事前申請が必要です。

2017年11月7日火曜日

これがITのスピード感 ZenfoneAR 販売終わる

世の中が、iPhoneXで盛り上がる中・・・
ZenfoneARの販売が終了しました。

実質、6月の下旬に発売され11月の初旬には販売終了(日本国内)。
海外では、メモリ6G/ストレージ64GのARがまだ買えるようですが。
わずか4ヶ月という発売期間に、IT業界の速さを感じます。

6月~10月で起こったこと
・専用センサーを用いたTangoから、カメラを使ったARcoreへ発展的解消。
・iPhone8/8Plus/Xの発表・発売

iPhoneXにも匹敵する金額で、国内では使用できない機能(Daydream)や発展性のない機能(Tango)のスマートフォンが売れる理由も殆どなく。

今後、Tangoとは違った技術でAR2がでるのか、このままASUSはやめるのか。
他方、Tango搭載のPAHB2を展示会でも推しているLenovoはどう動くかなど、いろいろと気になりますが・・・

いちユーザーが寂しがっても、どうにもならないのは分かりきったことなので

とりあえず、横穴群でもスキャンしますか。



店舗に在庫あるうちに予備機買っておこうかな


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20171214追記
ショップのページと在庫復活していますね。
なにかトピックになるようなことでもあったのでしょうか。