注意事項と3次元データの共有について

〇注意事項

3次元データのサイズによっては、高額な通信費用が発生します。Wi-Fi接続状態のスマートフォンまたは定額回線でのPCブラウザでの閲覧を推奨します。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを使用してみたい方へ

古墳や横穴式石室/横穴墓の3次元計測を行った記事は見つかるものの、取得データ自体に殆どアクセスできない3次元データ。レーザーやSfM/MVSと比べ粗いデータではありますが、使用してみたいという方がいらっしゃいましたらご連絡ください。ただし、管理者/自治体との契約により、利活用が制限されている場合があります。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを引き継ぎたい方へ

個人の3次元データではありますが、複数の要因で立入ができなくなった横穴式石室/横穴墓が多くあります。今後、個人でのデータ管理が行えなくなる/デジタル遺品化することを考慮し、データ相続先の研究者さん団体さんを緩く募集します。

記事への秘匿コメント、Sketchfabアカウントへのメッセージ、ストリートビューの公開アカウントなどお好きな手順でご連絡ください。





2021年2月20日土曜日

募集:横穴式石室や横穴墓をざっくり測りまくりたい人。

 iPhone12Pro/ProMAXやLiDAR付きiPadでスキャンアプリが出たことで、ZenfoneARやPhab2ProといったTangoスマホが少し余剰になりました。

そこで、ZenfoneARを使いたい人に貸し出してみたいと思います

募集:横穴式石室や横穴墓をざっくり測りまくりたい個人/グループ/学生/研究者。

提供:ZenfoneARとLED照明リグの貸し出し/ノウハウ?

貸出期間:基本3か月(調整可)

要件:10基以上の古墳名・位置情報・3次元データ(復元・半壊や天井石露出でも可)を共有すること。3次元データは、最低オンライン公開が可能であること。

※場所が分かっている石室で小型の物であれば、数基/1dayスキャンできます。

破損時:調整中


連絡先:kofunkengakusyaあっとま~くgmail.com

(あっとま~く は@に置き換えてください) 

[禁止事項]

横穴式石室を見学する(3次元計測や撮影)といった内容以外、とくにゲームなどの電池消費の激しいものについては使用しないことをを前提とします。


[条件や詰めるべき案件が増えれば追記してい行きます]

写真や動画と同じように、スマートフォンで空間をシェアすることが可能になった2020。横穴式石室/横穴墓を対象に試してみませんか?




2020年12月9日水曜日

iPhone12ProMAX届く そして激しく踊る。

 すべての横穴式石室・横穴墓見学者に伝えたい


iPhone12ProまたはProMAXを買って見学に行こう

と。

1分あれば10m前後の横穴式石室であれば、測れる!

と。


次の動画は、全長10mの横穴式石室の中で、iPhone12ProMAXを振り回す動画です。

(激しく動くので酔います。詳しく見る必要はありません)



さて、この1分間で何ができたかというと、この点群データができました。



動画を撮影している方は分かると思いますが、ピントを合わせる為カメラの激しい動きや光量には気を使います。そういった細かいことを無視しして(多少の光量があれば)石室をこの短時間で測れるというのは、もはや異次元です。

現地説明会でスマホ構えているからといって、
写真や動画を撮ってる・・・と思わせて3次元化
なんてことも当然起こる訳で

非常に楽しそうです。

2020年11月6日金曜日

栃木県_上三川町_坂上北原遺跡5号墳(Ver1.0)

 ※発掘調査報告書が発行されていること確認できたため、3Dモデルを公開します。

栃木県上三川町東プレ栃木事業所敷地内にあった坂上北原遺跡_5号墳。壬生町や上三川町は、前方後円墳や大型円墳の1段目が広い下野型と呼ばれる古墳が多く所在しています地域。二段目より上が削られていますが、平面からは十分大型円墳の部類。ただ、他地域の大型円墳に感じる”こんもり”は随分と薄く、葺石の位置も違和感感じるんじゃないでしょうか。

2016年当時そこそこのスペックのPCとPix4DMeshで処理したものが少し出来が悪かったので、改めて2020のMetashapeで処理。元の画像もGoPro4なのでまぁぼちぼちですがずいぶんよくなりました。(ただ、当時はSfM/MVSソフトがカメラを保証・推奨していた気もするので、いまの有象無象のカメラ画像でやるよりかは意外と綺麗?)

Theta画像もあるんですが、すでに工場の建物ができているエリアに古墳画像を公開するのもアレなので自重。