3Dデータの作成をすっ飛ばして、3Dプリントアウト。
最も簡単な例として、石甲を試してみました。
○PC環境:Windows10
○使用するソフトウェア:マイクロソフト社
3DBuilder
特に登録や購入が必要なく、Windows10のパソコンであれば勝手に入ってるであろうソフトです。3Dデータ操作の基本的なことが行える”ペイント”のようなソフトです。
○すでに、レーザースキャナやSfM(Photogrammetry)で3Dデータがある前提
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石人/埴輪を3Dプリントしてみよう
手順1、ソフトウェアに3Dデータを読み込む。
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| 画像1 |
台座に置かれた埴輪や石人を3Dスキャンすると、画像1のように台座の裏面がデータ化されず不正なデータとなります。(正四面体の1面が抜けていて面の厚さが0のような状態)
手順2、修復ボタンを押す。(画像1の”ここをクリックしてください”)
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| 画像2 |
修復を行うと画像2のように、台座の底に面が形成され不正なデータでは無くなります。見た目以上に難しい処理を行っているので、低スペックのPCでは時間がかかります。
手順3、3Dプリンターの造詣サイズに合わせて、3Dモデルを方向を変える。
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| 画像3 |
3Dプリンタの製品や使用する素材によって、印刷が可能なサイズが変ります。このデータは画像3のように直立ですが、長いものを出来るだけ大きく印刷するときには対角線上に配置するなど工夫が必要です。
手順4、プリントアウトするサイズを変更する。
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| 画像4 |
画像4の数字を変更して、実サイズを調整します。今回は長軸を約20分の1サイズの67.5mmに設定。南京錠マークをクリックし開錠してしまうと、XYZ軸の特定方向のみ変更してしまうので注意。3Dプリントアウトする体積=素材の量=お値段が決まる重要な項目です。
小技
石甲の中心軸に沿って中空を設けたりすると、必要な素材が減り価格が下がります。材料によっては、自身を支えられなくなって崩れてしまったりするので考えて行いましょう。
この後、3Dプリンターやプリントアウトサービスにあわせたフォーマットで保存します。パソコンに3Dプリンタが接続されていれば、そのまま”印刷”も可能です
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石製出土品に関してはそれほど問題ないと思いますが、この手法で作成できたあくまで表面形状を再現しているだけです。埴輪などの中空形状を持つものに関しては、3Dデータ作成時から、内部表現に留意する必要があります。次に挙げるようなデータである程度の厚みを持たせればそのまま3Dプリント可能です。
確認できる内部までちゃんと再現されている例
埴輪をいろんな角度で見てみよう!-埴輪3D映像の公開-
小松市埋蔵文化センター
http://www.city.komatsu.lg.jp/13319.htm
(PDFに3Dモデルを組み込んでいる形式 PCの性能が低いと読み込みが大変なので注意)