注意事項と3次元データの共有について

〇注意事項

3次元データのサイズによっては、高額な通信費用が発生します。Wi-Fi接続状態のスマートフォンまたは定額回線でのPCブラウザでの閲覧を推奨します。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを使用してみたい方へ

古墳や横穴式石室/横穴墓の3次元計測を行った記事は見つかるものの、取得データ自体に殆どアクセスできない3次元データ。レーザーやSfM/MVSと比べ粗いデータではありますが、使用してみたいという方がいらっしゃいましたらご連絡ください。ただし、管理者/自治体との契約により、利活用が制限されている場合があります。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを引き継ぎたい方へ

個人の3次元データではありますが、複数の要因で立入ができなくなった横穴式石室/横穴墓が多くあります。今後、個人でのデータ管理が行えなくなる/デジタル遺品化することを考慮し、データ相続先の研究者さん団体さんを緩く募集します。

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2017年9月12日火曜日

スマホで計る60m超の墳丘

ZenfoneARを使用した墳丘を横断する線は壬生車塚古墳で実証できました。それでは、複数の線を組み合わせてどの程度の面スキャンできるのか、お隣さんで検証。

全長60mとされている牛塚古墳
まずは、できるだけ主軸に沿って一本。
後円部を横切って一本。
前方部を横切って一本。
後円部を北側を面で一つ。

ここで電池は100→50%。だいたい、1回1Gbytesの点群データを取得すると数%電池を消費するよう。最長で60m*3m程度のスキャンはできているので、直径20m以下の斜面の急ではない墳丘なら1回で計れるかも。

それぞれスキャンした点群データをスマホから抜き出し、とりあえずそれっぽいところで結合。



なんとなく、それっぽい形状になりました。
ただ、Sketchfabで見てみると連結部分ズレがはっきりと見える荒さもあります。木々や残っている赤マーカーをベースにポイントの結合を行えばもう少し結合精度はあがるのかも。
やはり、測量の際に使われるマーカーや基準点は偉大です。


高低差の色合いをつけたもの、透過で下に見えているのは牛塚古墳測量図
平成28年度 車塚古墳・牛塚古墳 現地説明会資料より引用
こちらもなんちゃってオーバーレイので精度などは???

ZenfoneAR・・・高価な機種だけにやれることはやはり凄いです。

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