注意事項と3次元データの共有について

〇注意事項

3次元データのサイズによっては、高額な通信費用が発生します。Wi-Fi接続状態のスマートフォンまたは定額回線でのPCブラウザでの閲覧を推奨します。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを使用してみたい方へ

古墳や横穴式石室/横穴墓の3次元計測を行った記事は見つかるものの、取得データ自体に殆どアクセスできない3次元データ。レーザーやSfM/MVSと比べ粗いデータではありますが、使用してみたいという方がいらっしゃいましたらご連絡ください。ただし、管理者/自治体との契約により、利活用が制限されている場合があります。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを引き継ぎたい方へ

個人の3次元データではありますが、複数の要因で立入ができなくなった横穴式石室/横穴墓が多くあります。今後、個人でのデータ管理が行えなくなる/デジタル遺品化することを考慮し、データ相続先の研究者さん団体さんを緩く募集します。

記事への秘匿コメント、Sketchfabアカウントへのメッセージ、ストリートビューの公開アカウントなどお好きな手順でご連絡ください。





2018年8月25日土曜日

2030年の文化財VRやARはどんなもの?

ワード”馬越長火塚古墳”でのアクセスが増えてるなぁとおもったら、こういうことでしたか。

国史跡 馬越長火塚古墳群保存活用計画を策定しました
http://www.toyohashi-bihaku.jp/?p=9090

法律の改正などもあり、文化財の活用について自治体の動きが活発になっているようです。
文化財保護法及び地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律等について
http://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/1402097.html

ここ2年くらいで、文化財についてもVRやARといったコンテンツが増えてはきましたが、どうにもヒットしている感じがありません。むしろ、擬人化されたコンテンツからの流入のほうが結果を出しています(ゲームで文化財を知る→資料館に行くなど)。自身の3次元モデルや全天球でも、VRもしくはそれに準じることはできますが、その用途に使用されたという噂も聞きません。自分が文化財のどういったコンテンツにアクセスしに行ったかを振り返ってみても、VRやARは何度も見返すということは少ないです。資料化されているデータや所在地の一覧などが多い印象です。VRやARという媒体は、史跡などと相性が悪いんでしょうか。


さて、前述の馬越長火塚古墳群保存活用計画ですが、AR/QRコードの整備観察が2030年とあります。アニメのARでいえば、電脳コイル(劇中202X年)・ソードアートオンライン(劇中2026年)など、現実と仮想が見分けがつかなくなっている時期。どんなコンテンツを豊橋市が考えているのか非常に興味があります。


雑なVRならすでにありますよ?

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