注意事項と3次元データの共有について

〇注意事項

3次元データのサイズによっては、高額な通信費用が発生します。Wi-Fi接続状態のスマートフォンまたは定額回線でのPCブラウザでの閲覧を推奨します。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを使用してみたい方へ

古墳や横穴式石室/横穴墓の3次元計測を行った記事は見つかるものの、取得データ自体に殆どアクセスできない3次元データ。レーザーやSfM/MVSと比べ粗いデータではありますが、使用してみたいという方がいらっしゃいましたらご連絡ください。ただし、管理者/自治体との契約により、利活用が制限されている場合があります。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを引き継ぎたい方へ

個人の3次元データではありますが、複数の要因で立入ができなくなった横穴式石室/横穴墓が多くあります。今後、個人でのデータ管理が行えなくなる/デジタル遺品化することを考慮し、データ相続先の研究者さん団体さんを緩く募集します。

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2016年4月24日日曜日

イギリス_オークニー諸島_Cuween Hill Chambered Tomb

Sketchfabのフォロワーさんが美しい古墳を投稿されていたので、思わず展開。





初見でイギリスにも山寄せっぽい古墳あるんだーと調べててみて年代が格段に古い!!
紀元前3000年というピラミッドより古いイギリスのお墓です。。。

一部を切り出してみると岩橋千塚古墳の玄室にも見えますが、床面プランは特徴的。
主室から副室が4つ張り出し、奥側の副室にはさらに副副室?が付くという日本では聞いたことの無いような構造です。これは3Dという表現が一番わかりやすいと思います。

ソフトウェアは先日の殿山横穴墓3号墓?と同じAgisoft。
Canon 70dで撮影した1200枚の画像から構築できたようですが、これほどのものが出来るとなると遺跡調査記録の主流として定着していくかもしれませんね。
(それなりに知っている人+Canon70d+画像処理ソフト vs 測量技術のある人+レーザー3Dスキャナ+点群処理ソフト  カメラのほうが安価だなぁ)





埋葬主体が残る古墳もここまですると”KOFUN”を説明しやすいと思います。
墳丘もなんとか測量して3D化したくなってきました。

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