注意事項と3次元データの共有について

〇注意事項

3次元データのサイズによっては、高額な通信費用が発生します。Wi-Fi接続状態のスマートフォンまたは定額回線でのPCブラウザでの閲覧を推奨します。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを使用してみたい方へ

古墳や横穴式石室/横穴墓の3次元計測を行った記事は見つかるものの、取得データ自体に殆どアクセスできない3次元データ。レーザーやSfM/MVSと比べ粗いデータではありますが、使用してみたいという方がいらっしゃいましたらご連絡ください。ただし、管理者/自治体との契約により、利活用が制限されている場合があります。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを引き継ぎたい方へ

個人の3次元データではありますが、複数の要因で立入ができなくなった横穴式石室/横穴墓が多くあります。今後、個人でのデータ管理が行えなくなる/デジタル遺品化することを考慮し、データ相続先の研究者さん団体さんを緩く募集します。

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2017年2月13日月曜日

個人による墳丘/石室/出土品 3Dプリントの可能性

資料館や博物館でよく見かけるレプリカや模型。
一品物であるそれらは、非常に高価・・・らしいです。

一部の博物館で銅鏡や文様に関して3Dプリントを使った複製が始まっていますが、個人レベルではあまり見かけないもの。

そもそも3Dプリンタの現状は、3Dモデリングソフトで綺麗なモデルを作ったものをプリントすることが多く、3Dスキャン→3Dプリンティングというルートでは”人物”をたまに見るくらいで用途が広がっているような感じではありません。

すこし古い記事ですが、ITmediaで3Dスキャンからの3Dプリントまでの解説をしている記事を見つけたので、こういった記事を参考に3Dプリント可能なデータを作成してみます。
(本ブログで使っているのは”その他デバイスを用いた3Dスキャン”で出てくるStructureSensorですが概ね同じことが出来ます)

ご厚意により、臼塚古墳の石甲のプリントアウト許可が出ましたので3Dプリンターの性能(と資金力・・・)にあわせ1/20スケール(長さ約6.5cm)でチャレンジしてみたいと思います。


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