注意事項と3次元データの共有について

〇注意事項

3次元データのサイズによっては、高額な通信費用が発生します。Wi-Fi接続状態のスマートフォンまたは定額回線でのPCブラウザでの閲覧を推奨します。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを使用してみたい方へ

古墳や横穴式石室/横穴墓の3次元計測を行った記事は見つかるものの、取得データ自体に殆どアクセスできない3次元データ。レーザーやSfM/MVSと比べ粗いデータではありますが、使用してみたいという方がいらっしゃいましたらご連絡ください。ただし、管理者/自治体との契約により、利活用が制限されている場合があります。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを引き継ぎたい方へ

個人の3次元データではありますが、複数の要因で立入ができなくなった横穴式石室/横穴墓が多くあります。今後、個人でのデータ管理が行えなくなる/デジタル遺品化することを考慮し、データ相続先の研究者さん団体さんを緩く募集します。

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2015年6月12日金曜日

大分県_臼杵市_臼塚古墳出土品(石甲、石棺、鏡、埴輪片)_(Ver1.0)

今回はいつもにも増して大容量です。注意!
   

※福岡・熊本だけのものと思っていた石人が大分にもあることが分かり早速アポ。許可を頂きました。
すこしでこぼこしている東側、加工が綺麗で朱が残る西側と3Dモデル化できました。
分割詳細も試してみましたが、このサイズだと結合が難しいので一度に撮ったほうがよさそうです。




※境内には出土した石棺も保存されています。
縄架け突起や修復部分、石棺内部の朱?などある程度再現できているのかなと思います。




※管理者様のご厚意により出土品の銅鏡と短甲埴輪片まで3Dスキャンさせて頂きました。
小さな銅鏡ということや色味はある程度再現できていますが、
さすがに位至三公などの文字など銅鏡を特徴づけるものは記録できませんでした。
埴輪片はある程度形状記録。埴輪片がある程度大きく、数があればバーチャル復元も可能かもしれません。

 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。






※今回初めて出土品に3Dスキャンを実施することが出来ました。銅鏡は少し残念な結果でした。
金属質のものとこの3Dスキャナの特性が合わないのかも。
(研究所で使用されているようなレーザースキャナが再現には必要そう)
その他はある程度見せられるものになったと思います。
石棺の蓋と身が分かれて保存されている場合などもバーチャル復元が出来そうな気がします。


他にも埴輪やら3Dスキャンさせてもらえる所無いかなぁ~



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