注意事項と3次元データの共有について

〇注意事項

3次元データのサイズによっては、高額な通信費用が発生します。Wi-Fi接続状態のスマートフォンまたは定額回線でのPCブラウザでの閲覧を推奨します。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを使用してみたい方へ

古墳や横穴式石室/横穴墓の3次元計測を行った記事は見つかるものの、取得データ自体に殆どアクセスできない3次元データ。レーザーやSfM/MVSと比べ粗いデータではありますが、使用してみたいという方がいらっしゃいましたらご連絡ください。ただし、管理者/自治体との契約により、利活用が制限されている場合があります。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを引き継ぎたい方へ

個人の3次元データではありますが、複数の要因で立入ができなくなった横穴式石室/横穴墓が多くあります。今後、個人でのデータ管理が行えなくなる/デジタル遺品化することを考慮し、データ相続先の研究者さん団体さんを緩く募集します。

記事への秘匿コメント、Sketchfabアカウントへのメッセージ、ストリートビューの公開アカウントなどお好きな手順でご連絡ください。





2015年6月28日日曜日

NTTデータの2m解像度高精細版3D地図

無料で使える国土地理院の基盤地図情報(5m)の紹介の後、新たに見つけたNTTDaTaの2m解像度高精細版3D地図サービス。

無料ではないんですけどね。

全世界デジタル3D地図提供サービス_2mを追加





解像度30cmの写真も別の会社で購入出来ます。
digitalglobe社(googleMapにも写真を提供)



NTTデータのものは、1平方キロあたり\11,000~ 最低25平方キロ注文しないといけないので概ね30万円。9月までは割引があるみたいですが、任意の1平方キロで注文できるなら試してみたいきもします。



ところで、このように宇宙や空からの撮影データが一般的且つ高精細になってくると気になることが一つあります。

宇宙から撮った文化財のデータって誰のものでしょうか?


著作権関連は消滅してますし、撮影者に帰属するとは思うのですが・・・
(ストリートビューはともかく、衛星写真で揉めた話は少ない)

NTTデータの2m解像度高精細版3D地図や将来出てくるより詳細な3D地図を元に
”日本の大型古墳ベスト100_3D”でも作ったら誰かからクレームつくかなぁ。





国土地理院の基盤地図情報より陰影図
 左:西陵古墳、右:宇度墓古墳

実は国土地理院の基盤地図情報5mからも3D墳丘が作れます。
ただ、大型の前方後円墳であることはわかりますが、作り出しや段築数などの詳細構造は分からないようなものになります。


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