注意事項と3次元データの共有について

〇注意事項

3次元データのサイズによっては、高額な通信費用が発生します。Wi-Fi接続状態のスマートフォンまたは定額回線でのPCブラウザでの閲覧を推奨します。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを使用してみたい方へ

古墳や横穴式石室/横穴墓の3次元計測を行った記事は見つかるものの、取得データ自体に殆どアクセスできない3次元データ。レーザーやSfM/MVSと比べ粗いデータではありますが、使用してみたいという方がいらっしゃいましたらご連絡ください。ただし、管理者/自治体との契約により、利活用が制限されている場合があります。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを引き継ぎたい方へ

個人の3次元データではありますが、複数の要因で立入ができなくなった横穴式石室/横穴墓が多くあります。今後、個人でのデータ管理が行えなくなる/デジタル遺品化することを考慮し、データ相続先の研究者さん団体さんを緩く募集します。

記事への秘匿コメント、Sketchfabアカウントへのメッセージ、ストリートビューの公開アカウントなどお好きな手順でご連絡ください。





2018年2月19日月曜日

3DFZephyr_フリー版で3Dモデルの出力もできる

写真から3Dモデルを作成することの楽しさ?を伝えるうえで、ネックとなるのがソフトウェア。記録するのが地形や建築現場なのか。それとも石像や石室なのかでソフトの選択も大きく変わってくるわけですが、文化財関連では概ねPhotoscanのユーザーが多そうです。だた、有料のソフトウェアなので誰でも買えるわけではありません。かといって、英語の取説を読みながらコマンドラインを打ち込むような手軽さから離れているものを使ってもらうわけにもいかないし・・・

そこで久しぶりに、無料で3Dモデルの出力までできるソフトウェアを探してみました。

その結果・・・
3DF Zephyrにたどり着きました。


フリー版でも、写真50枚までという制限つきながらobj/Plyの出力可能な優れもの。Photoscanを使用したことがある人なら、Workflowからそれ程苦も無く3Dモデルを作成できるでしょう。(設定のAdvanceやCustomは、Photoscanより設定項目が多い)

さて、フリー版とはいえ、なんにでも使用できるわけではありません。
使用許諾をよんでみると、商用利用不可はまぁ妥当。面白いことに、論文での公表には使っても良いように読める一文が。機械翻訳で見ているだけなので、本格的に使いたい方は、しっかりと読むようにお願いします。
~~~~
3. Permitted uses and restrictions
3Dflow grants to you a limited, non-exclusive, non-transferable license to Use a copy of the Software on your Computer under the following conditions.
This License permits you to:
a) Use the Software for non-commercial purposes;
b) make a backup copy of the Software;
c) publish results obtained with the Software in the scientific literature.

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