注意事項と3次元データの共有について

〇注意事項

3次元データのサイズによっては、高額な通信費用が発生します。Wi-Fi接続状態のスマートフォンまたは定額回線でのPCブラウザでの閲覧を推奨します。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを使用してみたい方へ

古墳や横穴式石室/横穴墓の3次元計測を行った記事は見つかるものの、取得データ自体に殆どアクセスできない3次元データ。レーザーやSfM/MVSと比べ粗いデータではありますが、使用してみたいという方がいらっしゃいましたらご連絡ください。ただし、管理者/自治体との契約により、利活用が制限されている場合があります。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを引き継ぎたい方へ

個人の3次元データではありますが、複数の要因で立入ができなくなった横穴式石室/横穴墓が多くあります。今後、個人でのデータ管理が行えなくなる/デジタル遺品化することを考慮し、データ相続先の研究者さん団体さんを緩く募集します。

記事への秘匿コメント、Sketchfabアカウントへのメッセージ、ストリートビューの公開アカウントなどお好きな手順でご連絡ください。





2018年12月6日木曜日

記念写真の価値が上がる一言

然も今日古墳を見学したような呟き、記事、そして写真。
翌日行ってみると、その古墳は湮滅していた・・・
なんてことも起こる今日この頃。
写真などのデータを公開している方に、声を大にして言いたい。

撮影した時期を大まかにでも付与してほしい
自戒を込めて・・・
(3Dモデルと全天球には、”だいたい”記載されている・・・と思う)

昨日見た呟きには、墳丘の写真があった。
あのHPの記事では、柵がなく石室に入れていた。
出土した石棺が置いてあるはずなのに、実際には無かった。

基本的に、自治体の文化財ページが現状に合わせて更新されることは稀です。埋蔵文化財に至っては、情報すら見つからないでしょう。そこで頼りになるのが見学者の口コミですが、写真を引っ張ってきてそれらしいコメントを付けて投稿するBotなどもあり、最新の情報を投稿時間で縛ることもできません。いつ頃その古墳を訪ねたか大まかでも記載があれば、続いて見学する方が悔しい思いをするのを避けれるかもしれません。

そして、それは文化財防災にも繋がります。何時壊れたか。大きな災害などがあれば、おおよそ検討はつきます。

3次元データによる熊本地震前後の井寺古墳の変状解析 資料4

ただ、実際には災害の前に壊れていたかもしれない。災害の後も継続して壊れているのかもしれない。復旧や保存を不確定にする要素が、皆さんの記念写真で払拭できるとすれば。。。なんだかカッコよくありませんか?

2014/12/27 二軒小屋古墳

2018/1/3 二軒小屋古墳

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