注意事項と3次元データの共有について

〇注意事項

3次元データのサイズによっては、高額な通信費用が発生します。Wi-Fi接続状態のスマートフォンまたは定額回線でのPCブラウザでの閲覧を推奨します。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを使用してみたい方へ

古墳や横穴式石室/横穴墓の3次元計測を行った記事は見つかるものの、取得データ自体に殆どアクセスできない3次元データ。レーザーやSfM/MVSと比べ粗いデータではありますが、使用してみたいという方がいらっしゃいましたらご連絡ください。ただし、管理者/自治体との契約により、利活用が制限されている場合があります。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを引き継ぎたい方へ

個人の3次元データではありますが、複数の要因で立入ができなくなった横穴式石室/横穴墓が多くあります。今後、個人でのデータ管理が行えなくなる/デジタル遺品化することを考慮し、データ相続先の研究者さん団体さんを緩く募集します。

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2018年11月22日木曜日

兵庫県_丹波市_中野1号墳(Ver1.0)

 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。



※豪快に口を開けている中野1号墳ですが、これは石室奥壁側。この開いている部分が本来の古墳中心部になります。片袖の石室で、天井の高さでは羨道と玄室の差がほとんどなく、見学した丹波市内の石室では少し毛色が異なります。石室全長は確認できるだけでも12m近くあり、かなり細長い石室です。おそらく地権者さんが、杉や竹を整理してくださったようで、全天球写真にも伐採したあとが見られます。おかげで本来の開口部側に回り込むことができ、現状の全体像を掴むことができました。

本来の開口部を3Dスキャンして、継続したまま北西から玄室に入り南東の開口部にデータを繋げるなんてことをしています。墳丘側面を迂回(多少の距離と上下動)してもある程度見れるスキャンデータになるとは。。。。この迂回中の点群も墳丘に繋がるデータかもしれないのですが、Sketchfab上には石室に限定したデータを公開しています。

中野1号墳データ全景
右上が奥壁、左が本来の開口部


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