注意事項と3次元データの共有について

〇注意事項

3次元データのサイズによっては、高額な通信費用が発生します。Wi-Fi接続状態のスマートフォンまたは定額回線でのPCブラウザでの閲覧を推奨します。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを使用してみたい方へ

古墳や横穴式石室/横穴墓の3次元計測を行った記事は見つかるものの、取得データ自体に殆どアクセスできない3次元データ。レーザーやSfM/MVSと比べ粗いデータではありますが、使用してみたいという方がいらっしゃいましたらご連絡ください。ただし、管理者/自治体との契約により、利活用が制限されている場合があります。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを引き継ぎたい方へ

個人の3次元データではありますが、複数の要因で立入ができなくなった横穴式石室/横穴墓が多くあります。今後、個人でのデータ管理が行えなくなる/デジタル遺品化することを考慮し、データ相続先の研究者さん団体さんを緩く募集します。

記事への秘匿コメント、Sketchfabアカウントへのメッセージ、ストリートビューの公開アカウントなどお好きな手順でご連絡ください。





2016年6月5日日曜日

熊本県_熊本市_二軒小屋古墳(Ver1.1L)


 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。

※2014/12/27に撮影したデータを再精査。全体の連結が完了した二軒小屋古墳石室です。 インターネット上ではほとんど測量データの出てこない二軒小屋古墳ですが、こちらの3Dモデルからある程度の数値が出せます。(ひとめもり1m)
普段見かける三面図とはことなり、外側(土中側)から見た図なのでその点はご注意ください。

二軒小屋古墳 石室全体側面 オルソ
石室全長  約8.5m (奥壁~羨道天井石端まで)
玄室全長  約4m(奥壁~前壁)
玄室高    約4m(最高部~直下床面)
羨道      約4.5m(開口部から玄門まで)
羨道高    約1.5m(だいたい^^;)




二軒小屋古墳 石室全体床面 オルソ

玄室幅    約4m(前壁側)


墳丘の正確な数値はわかりませんが円墳15mほどとすると玄室中央付近が墳丘中心部と合致します。墳丘もそれほど高いものではありませんが、竹の根も出てきていることから多少は被覆されていると思われます。

2016年6月4日土曜日

簡易3Dスキャンアプリ”RoomCapture”の副産物

熊本地震から1ヶ月以上が過ぎ、文化財の被害などの情報も個人のブログにあがるようになって来ました。

熊本県で回ったことのある古墳、横穴墓(3Dデータや全天球写真がある)は、
・石貫ナギノ横穴群
・二軒小屋古墳
・大野窟古墳 の三つ。

石貫ナギノと大野窟は国史跡でもあることから、少なくとも現状確認などは行われるだろうと予想。問題は、特に指定史跡でもない二軒小屋古墳。
気になって検索してみると、最近現状確認された方のブログを発見。

熊本から気ままに山と自転車のブログ、熊本市西区二軒小屋古墳の罹災は一部損壊

それによると、入口左側の石材が一部落下。墳丘・玄室には明瞭な破損は見られないとのこと。

入口の落下石材を特定してみようと、全天球写真やカメラで取った写真を探してみるも意外と入口付近のデータが無く。そこで思いついたのが、3Dscanに使用しているアプリ”Roomcapture”の保存データ。3Dのデータとともに表面の画像データが含まれていたことを思い出し関連場所を抜粋。




















赤丸がついている石材が、落下したと推定される物。落下後の空間が大きいので、赤丸石材の背後にある石材も落下しているかも。























一つの3Dデータに付加されるテクスチャデータは、上のようなもの。撮影している時間が長いほど増えていきます。小さい画像のように見えますが、一つ一つは640*480のそこそこしっかりしたサイズ。2014年年末のこれらデータを参照すれば壁面・床面・天井など現状とどのような変化があったか分かり易いかもしれません。高画質全天球写真が時間をそれなりにかけて撮影・作成するのに比べて、こちらは1分程度でこれが撮影できていることも見逃せないメリットです。


玄室しかSketchfabに登録できていなかった3Dデータの再構築にもチャレンジ。
以前より連結箇所の推定がうまくいき、全体像まで作ることが出来ました。















二軒小屋古墳石室 全体像 側面














 二軒小屋古墳石室内 石屋形を右側からローアングルで

Sketchfabのデータ更新は次回。


2016年6月2日木曜日

兵庫県_たつの市_馬立古墳群1号墳(姥塚古墳)(Ver1.0L)


 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。



※ゲジゲジが多いので閲覧注意



※山神社からすぐに見える姥塚古墳。古式の石室ということですが、1mちょっとのところから送りもちの角度が変わったり古い感じがしません。岩橋千塚の古墳や千葉の上福田岩屋古墳に空間形状は似ている気がしますが・・・

げじげじが多め。高解像度のPhotosynthでみるとえげつないことになるので注意。