注意事項と3次元データの共有について

〇注意事項

3次元データのサイズによっては、高額な通信費用が発生します。Wi-Fi接続状態のスマートフォンまたは定額回線でのPCブラウザでの閲覧を推奨します。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを使用してみたい方へ

古墳や横穴式石室/横穴墓の3次元計測を行った記事は見つかるものの、取得データ自体に殆どアクセスできない3次元データ。レーザーやSfM/MVSと比べ粗いデータではありますが、使用してみたいという方がいらっしゃいましたらご連絡ください。ただし、管理者/自治体との契約により、利活用が制限されている場合があります。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを引き継ぎたい方へ

個人の3次元データではありますが、複数の要因で立入ができなくなった横穴式石室/横穴墓が多くあります。今後、個人でのデータ管理が行えなくなる/デジタル遺品化することを考慮し、データ相続先の研究者さん団体さんを緩く募集します。

記事への秘匿コメント、Sketchfabアカウントへのメッセージ、ストリートビューの公開アカウントなどお好きな手順でご連絡ください。





2020年5月21日木曜日

熊本県 日本初?のダウンロードできる古墳データを公開する



県を跨いでの移動が自粛を求めれられ、おいそれと出かけるわけにはいかない古墳見学。閉館している博物館や資料館がそれぞれ工夫を凝らした情報公開を進めています。古墳に関連するデータの閲覧も進んできているのですが、やはり閲覧が主体。そんな中で、ダウンロード可能、再利用可能な形で公開したSketchfabアカウントがありました。

施錠管理されている石室の3次元データも含まれるため、まず公式で間違いないでしょう。
ダウンロードしてみたところ、フォーマットにばらつきがあること・サイズ調整はされていないことなど、利用するには少し手を加えないといけない部分はあります。それでも、考古の3次元データがダウンロード可能になったのは、一つの画期だと思います。

墳丘の3次元計測を行った、横穴式石室の3次元計測を行った、3次元計測の結果を載せた研究報告・論文を見てきましたが、
3次元データはどこ?
の質問に公開していないという回答しかありませんでした。
(銀色の側壁立面図(メッシュ画像)は、3次元データではありません。)

今後、研究報告に3次元データが添付される、もしくは希望者に提供できるスキームが確立されているのが普通となればよいなぁと漠然と考えています。

0 件のコメント:

コメントを投稿