注意事項と3次元データの共有について

〇注意事項

3次元データのサイズによっては、高額な通信費用が発生します。Wi-Fi接続状態のスマートフォンまたは定額回線でのPCブラウザでの閲覧を推奨します。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを使用してみたい方へ

古墳や横穴式石室/横穴墓の3次元計測を行った記事は見つかるものの、取得データ自体に殆どアクセスできない3次元データ。レーザーやSfM/MVSと比べ粗いデータではありますが、使用してみたいという方がいらっしゃいましたらご連絡ください。ただし、管理者/自治体との契約により、利活用が制限されている場合があります。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを引き継ぎたい方へ

個人の3次元データではありますが、複数の要因で立入ができなくなった横穴式石室/横穴墓が多くあります。今後、個人でのデータ管理が行えなくなる/デジタル遺品化することを考慮し、データ相続先の研究者さん団体さんを緩く募集します。

記事への秘匿コメント、Sketchfabアカウントへのメッセージ、ストリートビューの公開アカウントなどお好きな手順でご連絡ください。





ラベル 兵庫県 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
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2020年6月9日火曜日

CS立体図など1mメッシュのデータが古墳見学に使える

各自治体で進むオープンデータ。古墳に関係するデータが文化財を担当している部署以外から、がっつり提示されることが多々あります。私が把握している1mCS立体地図が広域で公開されている県は、静岡県・岐阜県(濃尾平野以外が1m)・兵庫県の3県。(長野県も?)

とくに兵庫県はDEMデータなども公開されており、見る以外のことにも使用できます。

単に樹木を剥いたデータを上から見るだけでも既存の5mメッシュのデータと比べると、雲泥の差。上記の画像は、養父市大藪古墳群ですが主要な4基どころか野塚支群の20基。さらには、高さの無い道林支群の個々の墳丘まで判別できるレベルであることが分かります。
何より古墳見学にとって特筆すべきは、遺跡地図でも位置が判然としない古墳の位置まで明瞭に確認できるという点でしょう。野塚支群の僅か数十m北東に横穴式石室を保有する古墳があることが分かっていたなら、そこまで足を延ばした見学者がいたかもしれません。



3次元データなので任意の俯瞰で見ることも容易。左側一番手前の禁裡塚古墳はもちろん、野塚支群全基(20基)の個別の高さも判別することができます。

前述のデータ群は、以下のWEBサイトにて公開されています。
・G空間情報センター


データを扱うのが難しい方は、宮崎県が公開しているひなたGISで各県のCS立体図が取り込まれていますので、ブラウザで閲覧するのが容易です。
・宮崎県 ひなたGIS

ひなたGISへ⇒右上の”背景”⇒立体図・地質・地形等フォルダ⇒○○県CS立体図で閲覧することができます。

国土地理院の10mCSや傾斜図よりはるかに高精細です。40m以下の前方後円墳を見つけることも容易いかも。

2019年5月26日日曜日

兵庫県_丹波市_藤の目古墳群4号墳(Ver1.0)

 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。



※民家と水田に挟まれたわずかな墳丘に、12mを超える横穴式石室が内包されている藤の目古墳群4号墳。大型の石材を使用していて、天井石などは3mを超える規模。旧氷上町エリアでは袖が薄い石室が多いのか、または同じような時期に作られたのか。まだまだある石室をもっと記録すれば、傾向なども見えるかもしれません。

2019年3月31日日曜日

兵庫県_豊岡市_楯縫古墳(Ver1.0)

 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。



※森の中に佇む楯縫古墳。苔むした石材がいい感じですが、熊の出没地域でもあり本来単独で行く場所ではなさそうです^^;巨大な石室で両袖ですが、片方はずいぶんと薄く3Dモデルでも平面形は片袖に見えるほどです。6世紀後半と説明板に書かれていますが、所有者氏名もフルネームで記載されていて写真公開がしづらい。。。

訪れたのは5月のGW。たまにズボン裾を上ってくるヤマビルさんをすりつぶしながら、結構潤沢なストリートビューを作成しました。逆に、3次元データは上面石材を含めた1回だけ。しかも、石室を大回りしているので羨道入り口付近の誤差が結構大きめに記録されています。現地のスマホ画面で綺麗に見えるかどうかにかかわらず、数回は3次元計測しておいた方がいいなぁというのを感じ、2019年7月以降の見学から心がけています。

2019年1月15日火曜日

兵庫県_丹波市_見長大歳神社古墳(Ver1.0)

 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。



※ぱっと見、奈良の古墳に似ているように見える丹波市の見長大歳神社古墳。前壁二段や左右側壁の傾斜角の違いなど何となく天王山式?と期待しますが、違いを主張するまぐさ石の一段下がり。詳しくは、1995年に奈良大学によって行われた石室の調査報告が、以下のURLで読むことができます。
兵庫県見長大歳神社古墳の石室測量調査報告
石材の平面面積を石室図面から求めていますが、3次元データだともう少し正確な割合が出せるのかな。




2018年11月22日木曜日

兵庫県_丹波市_中野1号墳(Ver1.0)

 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。



※豪快に口を開けている中野1号墳ですが、これは石室奥壁側。この開いている部分が本来の古墳中心部になります。片袖の石室で、天井の高さでは羨道と玄室の差がほとんどなく、見学した丹波市内の石室では少し毛色が異なります。石室全長は確認できるだけでも12m近くあり、かなり細長い石室です。おそらく地権者さんが、杉や竹を整理してくださったようで、全天球写真にも伐採したあとが見られます。おかげで本来の開口部側に回り込むことができ、現状の全体像を掴むことができました。

本来の開口部を3Dスキャンして、継続したまま北西から玄室に入り南東の開口部にデータを繋げるなんてことをしています。墳丘側面を迂回(多少の距離と上下動)してもある程度見れるスキャンデータになるとは。。。。この迂回中の点群も墳丘に繋がるデータかもしれないのですが、Sketchfab上には石室に限定したデータを公開しています。

中野1号墳データ全景
右上が奥壁、左が本来の開口部


2018年11月4日日曜日

兵庫県_福崎町_神谷古墳(Ver1.0)

 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。



※あっちのお寺さんにも凄いのがあるよと連れられて伺った神谷古墳。2014年に町指定史跡になったばかり。無袖?天井高で玄室分けする形状で、全長は10m以上全幅が1.4mほど。奥壁上二段の石材は、内傾しています。誰でも入れる石室ではありませんが、墳丘と石棺材も含めて見学できる史跡です。この後、2018年GWに大塚も見学したので、福崎町3大石室?を周ったことになります。

年末の忙しい時期に対応してくださったお寺の皆さん、学芸員さんありがとうございました。

2018年8月2日木曜日

兵庫県_福崎町_妙徳山古墳(Ver1.0)

 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。



※神積寺の敷地内にある妙徳山古墳。大きい石室とは聞いていましたが、確かに町史跡クラスの大きさではないですね・・・さすが兵庫県?。羨道もかなり高く、玄室床面を基準とすると、高さ2.4mほどあることになります。開口部から玄室へが、スロープ状になっているので、枯葉が多い時期や雨の後は注意が必要です。

石室にも増して驚いたのは、住職さんのVR知識がすごかったこと。お話を聞いているうちに、比叡山の動画に携われた方と分かりました。自治体の文化財課以外の方で、あそこまでの興味を持たれたのは初めてです。


2018年5月30日水曜日

兵庫県_朝来市_春日古墳(Ver1.0)

 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。



※出土遺物(馬具と大刀)は県指定なのに、墳丘・石室は指定史跡ではない春日古墳。林の中に入るとすぐに、背の高い墳丘が見えます。が、獣害防止柵が行く手を阻みます。私は、西南側からアプローチしましたが、林道に入るところ・小さな社に入るところで二度、柵を開閉することになります。南東からアプローチしてもおそらく同じでしょう。
羨道に少し土砂がありますが、細長い立派な石室が残存しています。羨道の天井高さと玄室の床面レベルで見てみると、長い羨道というより前室のような側面になります。

サイズや図面がみつからないので、ざっくりの計測データを。
石室全長:8.6m(奥壁向かって右側の羨道残石から奥壁)
玄室全長:3.6m(袖から奥壁)
玄室幅最大:1.55m~1.6m(奥壁付近)
玄室高:1.9m(奥壁付近)

それにしても獣害防止柵の頑丈そうなこと&長大なこと。獣害の被害が、看過できない問題なのだと実感しました。



2017年4月9日日曜日

兵庫県_たつの市_馬立古墳群7号墳(Ver1.0L)

 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。



※スキャン/全天球写真を撮影した馬立古墳群の古墳もこれでいったん最後。この7号墳は、全天球を見ても3Dを見ても袖や天井の一段下げが無く純粋な無袖横穴式石室に見えます。なぜか1号や6号にいっぱい居たげじげじさんは、この石室には居ませんでした。

手近な3基をデータ化した後、古墳群を一回り。そこかしこに古墳がありしっかりと石室が残っている様は、古墳県兵庫の一端を見た気がしました。

2017年1月11日水曜日

兵庫県_たつの市_馬立古墳群6号墳(Ver1.0L)

 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。


虫嫌いな方注意  奥壁方向には、げじげじ多目。


※馬立古墳群を訪問してからすでに一年・・・。ようやく3Dモデル作成です。特殊な姥塚古墳を除き無袖の石室が多い古墳群ですが、3D化してみるとこの6号は片袖の玄室感が強く感じられます。日光があるので姥塚より虫は少ないかなと、期待して覗き込んでみるとなかなかのげじげじっぷり。幅が狭く解像度が高いストリートビューなだけに閲覧注意です。



2016年6月2日木曜日

兵庫県_たつの市_馬立古墳群1号墳(姥塚古墳)(Ver1.0L)


 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。



※ゲジゲジが多いので閲覧注意



※山神社からすぐに見える姥塚古墳。古式の石室ということですが、1mちょっとのところから送りもちの角度が変わったり古い感じがしません。岩橋千塚の古墳や千葉の上福田岩屋古墳に空間形状は似ている気がしますが・・・

げじげじが多め。高解像度のPhotosynthでみるとえげつないことになるので注意。

2016年5月22日日曜日

兵庫県_相生市_若狭野古墳(Ver1.0L)


 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。





兵庫県_相生市_若狭野古墳_玄室 - Spherical Image - RICOH THETA


※伺う前には大坊古墳の奥側短い版と想像していたのですが、予想以上に石槨風でした。


玄室に入るのが難しかったため、玄門一部データ欠落。それ以上に天気がよく直射日光がずいぶん奥まで差し込んできて、石室3Dモデルの色味の統一が出来ませんでした。市の写真などに比べずいぶん整備されていて、今なら墳丘や外護列石まで3Dモデル化できたと思うと少し残念。