注意事項と3次元データの共有について

〇注意事項

3次元データのサイズによっては、高額な通信費用が発生します。Wi-Fi接続状態のスマートフォンまたは定額回線でのPCブラウザでの閲覧を推奨します。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを使用してみたい方へ

古墳や横穴式石室/横穴墓の3次元計測を行った記事は見つかるものの、取得データ自体に殆どアクセスできない3次元データ。レーザーやSfM/MVSと比べ粗いデータではありますが、使用してみたいという方がいらっしゃいましたらご連絡ください。ただし、管理者/自治体との契約により、利活用が制限されている場合があります。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを引き継ぎたい方へ

個人の3次元データではありますが、複数の要因で立入ができなくなった横穴式石室/横穴墓が多くあります。今後、個人でのデータ管理が行えなくなる/デジタル遺品化することを考慮し、データ相続先の研究者さん団体さんを緩く募集します。

記事への秘匿コメント、Sketchfabアカウントへのメッセージ、ストリートビューの公開アカウントなどお好きな手順でご連絡ください。





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2020年11月6日金曜日

栃木県_上三川町_坂上北原遺跡5号墳(Ver1.0)

 ※発掘調査報告書が発行されていること確認できたため、3Dモデルを公開します。

栃木県上三川町東プレ栃木事業所敷地内にあった坂上北原遺跡_5号墳。壬生町や上三川町は、前方後円墳や大型円墳の1段目が広い下野型と呼ばれる古墳が多く所在しています地域。二段目より上が削られていますが、平面からは十分大型円墳の部類。ただ、他地域の大型円墳に感じる”こんもり”は随分と薄く、葺石の位置も違和感感じるんじゃないでしょうか。

2016年当時そこそこのスペックのPCとPix4DMeshで処理したものが少し出来が悪かったので、改めて2020のMetashapeで処理。元の画像もGoPro4なのでまぁぼちぼちですがずいぶんよくなりました。(ただ、当時はSfM/MVSソフトがカメラを保証・推奨していた気もするので、いまの有象無象のカメラ画像でやるよりかは意外と綺麗?)

Theta画像もあるんですが、すでに工場の建物ができているエリアに古墳画像を公開するのもアレなので自重。

2018年2月25日日曜日

栃木県_上三川町_坂上北原遺跡25号墳(Ver1.0)

 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。



※発掘調査報告書が発行されていること確認できたため、3Dモデルを公開します。

東プレ栃木事業所敷地内にあった坂上北原遺跡_25号墳。この近辺では珍しい方墳。調査前から墳丘は存在せず、掘ってみたら出てきたパターンです。主体部は川原石小口積みの横穴式石室・・・ですが羨道や墓道が検出されていないので3D化できた部分だけを見ると終末期横穴式っぽい竪穴式石室のようにも見えます。

石室規模は、長さ3.5m、奥壁側幅0.8m、中央幅1.4m、南壁側1m、残存高さ0.55m
(坂上北原遺跡(東プレ地区)Ⅱ 2017年3月より)

発掘調査中に見学させてもらった数例の内の一つです。発掘調査中かつ工場の敷地内という見学者にとっては、ハードルの高い遺跡でした。が、それ故にいろいろと検討しなければいけない課題が見えた場所でもあります。




2017年9月12日火曜日

スマホで計る60m超の墳丘

ZenfoneARを使用した墳丘を横断する線は壬生車塚古墳で実証できました。それでは、複数の線を組み合わせてどの程度の面スキャンできるのか、お隣さんで検証。

全長60mとされている牛塚古墳
まずは、できるだけ主軸に沿って一本。
後円部を横切って一本。
前方部を横切って一本。
後円部を北側を面で一つ。

ここで電池は100→50%。だいたい、1回1Gbytesの点群データを取得すると数%電池を消費するよう。最長で60m*3m程度のスキャンはできているので、直径20m以下の斜面の急ではない墳丘なら1回で計れるかも。

それぞれスキャンした点群データをスマホから抜き出し、とりあえずそれっぽいところで結合。



なんとなく、それっぽい形状になりました。
ただ、Sketchfabで見てみると連結部分ズレがはっきりと見える荒さもあります。木々や残っている赤マーカーをベースにポイントの結合を行えばもう少し結合精度はあがるのかも。
やはり、測量の際に使われるマーカーや基準点は偉大です。


高低差の色合いをつけたもの、透過で下に見えているのは牛塚古墳測量図
平成28年度 車塚古墳・牛塚古墳 現地説明会資料より引用
こちらもなんちゃってオーバーレイので精度などは???

ZenfoneAR・・・高価な機種だけにやれることはやはり凄いです。

2017年2月7日火曜日

1947年の航空写真から地形3D化

終戦直後にアメリカ軍によって撮影された航空写真。
今回は、それらのデータを使用して簡単な地形・・・あわよくば古墳の発見につながらないかというチャレンジ。(簡単に言うとGoogleMAPで実現されているざっくり3Dの70年前版)

航空写真は以下から拝借ししました
USA-R389-25~31 USA-R389-59~65
栃木県鹿沼市南部~壬生町北部~下野市北部

非常にサイズが大きいので注意



結論から言うとなんとなく地形が分かるレベル。
古墳の高さはいうに及ばず、田畑と思われる場所でも細かい凹凸が出ているため、古墳の検出などは難しそうです。
3Dモデルに大型古墳と思しき場所と飛行場!?そしてクロップマークっぽいものに印をつけてみました。

印の6番は下野市下長田の群集墳に相当する場所。周溝含め40m弱くらいの円墳のようにも見えます。
印の7番は壬生町おもちゃの町の群集墳に相当する場所。完全な円になっていなくて、前方後円墳にも見える・・・
そのほかにも3D化されている範疇ではありませんが、下野市丸塚古墳の北北西300mの地点にもそれっぽい円マークがあったりと航空写真を眺めるだけでも古墳?を見つけることが出来ます。
撮影の時期(植生があるかどうか)や写真自体の解像度にも左右されますが、こういうチェックの仕方もありかも。

下は現代の航空レーザー測量データ。先ほどの3Dデータより広い琵琶塚古墳あたりまで写っています。(作成方法はこちら参照
こちらのデータだと吾妻古墳だけ特に”しもつけ感”がでています。

2016年12月8日木曜日

栃木県_宇都宮市_長岡百穴東群(Ver1.0)

 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。


※夏休みとはいえ引っ切り無しに車が来るので大人気の横穴群かと思いきや、集合場所やポケモンGoのスポットになっている模様。畑もいろんな野菜が育っているので、ストリートビューのような全景は冬の時期だけのもののようです。ずいぶん痛んではいるものの関東で手軽に見学できるこれだけ重層の横穴群は、ここと吉見百穴・十五郎穴くらい・・・かなぁ。


横穴列にも奥行きがあり、最上部のものは数m奥が開口部になっています。写真測量の3Dモデルでもそのあたりはぼんやりした形状に。崖沿い概ね一直線に築造されている群とは違い、地形面に沿って写真の品質を一定にする工夫が必要。。。人では行きづらい場所も多々あるので、ドローン撮影を試してみたいところですが、飛行には申請が必要な区域です。


2016年3月20日日曜日

栃木県_宇都宮市_下砥上愛宕塚古墳(Ver1.0L)


 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。
栃木県_宇都宮市_下砥上愛宕塚古墳玄室 - Spherical Image - RICOH THETA




※似ているという話は聞いていたものの、岩屋山古墳を見学した後だと似ている部分と違う部分がよりわかりやすくなる古墳。玄室に入った瞬間が一番似ている要素を実感するポイントと思います。
入るまでの羨道の狭さや袖のしっかり感はずいぶん違います。


2016年3月6日日曜日

栃木県_下野市_丸塚古墳(Ver1.0L)


 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。
栃木県_下野市_丸塚古墳 - Spherical Image - RICOH THETA


 

※柵あり古墳石室のスキャン第三弾?ほぼ立方体に近い石室ですが、柵の関係上入口付近はスキャンできていません。暗所でも設定で何とかなるThetaSの強みで一脚先につけてある程度固定できればちゃんとした撮影が出来ます。入口天井に亀裂があるような・・・

2015年11月21日土曜日

栃木県_壬生町_車塚古墳(Ver2.0L)


 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。


Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA
いずれも10月30日の現地説明会前掃除のあとに許可を得て撮影・スキャンしたものです。

※壬生町の合併60周年記念イベント”みぶ車塚 古墳の時代”で、有り難いことに3Dモデルと全天球写真のデモを行う機会を得ました。荷物多めでも大丈夫なため、タオバイザーではなく他の
CardBoard対応機器を使用。年齢高めの方々から大学生までVRゴーグルでの車塚古墳石室は好評。3Dモデルもなかなか喜んでもらえました。(使用したデータは本記事で公開したもの)
意外と聞かれたのが、壁の裏をどうやって測量したのか?という質問。さきたま資料館の企画展ではたしか”内側が透けてます”と注意書きが書いてあったような。

先生方の説明で石室や墳形の特徴がお話に出ていましたが、見学したくなる石室がまた増えちゃいましたね~。

2015年7月9日木曜日

栃木県_宇都宮市_長岡百穴の一基(Ver1.0L)


 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。





※ほぼ全ての横穴墓に仏像が彫られている長岡百穴。3D化した横穴墓の番号が判然としませんが、他の方の見学記でもよく見たものなので長岡百穴東側の一基であることは確かです。
奥の仏像と側壁の四角い掘り込みを持つものがあります。一つ一つの規模は小さめ。

全部ちゃんと3Dスキャンするとして1週間かなぁ。


~~~~
2016/12/08
全体像を別に作成したので、タイトルを変更

2015年4月16日木曜日

栃木県_上三川町_愛宕塚古墳(Ver1.0L)


 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。


 ※外側のスキャン実施が出来たため、開口部だけでなく石室外側全周がモデル化されている初の例。
スキャン実施の出来ない天井部や東側はずいぶんとデータ抜けが多いですがそれでも構成石材の厚さや埋没部分の推定が出来ます。

2015年4月5日日曜日

栃木県_壬生町_車塚古墳(Ver1.0L)


 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。









※今年度も引き続き調査(石室)を行うようですが、それに先駆けて3Dモデル化。旧来の測量データに比べ、高さがやや低くなっているので土砂がずいぶん入っているのかも。
墳丘も見事なので墳頂から牛塚方向の視点を追加。墳頂葺き石埋め戻し跡や周溝周提が見えるなかなかのビューになっています。