注意事項と3次元データの共有について

〇注意事項

3次元データのサイズによっては、高額な通信費用が発生します。Wi-Fi接続状態のスマートフォンまたは定額回線でのPCブラウザでの閲覧を推奨します。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを使用してみたい方へ

古墳や横穴式石室/横穴墓の3次元計測を行った記事は見つかるものの、取得データ自体に殆どアクセスできない3次元データ。レーザーやSfM/MVSと比べ粗いデータではありますが、使用してみたいという方がいらっしゃいましたらご連絡ください。ただし、管理者/自治体との契約により、利活用が制限されている場合があります。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを引き継ぎたい方へ

個人の3次元データではありますが、複数の要因で立入ができなくなった横穴式石室/横穴墓が多くあります。今後、個人でのデータ管理が行えなくなる/デジタル遺品化することを考慮し、データ相続先の研究者さん団体さんを緩く募集します。

記事への秘匿コメント、Sketchfabアカウントへのメッセージ、ストリートビューの公開アカウントなどお好きな手順でご連絡ください。





ラベル 神奈川県 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 神奈川県 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2019年4月13日土曜日

神奈川県_三浦市_毘沙門洞窟弥生時代住居址群(Ver1.0)

 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。


※古墳時代も含まれているので多分大丈夫。住居でありお墓でもある海蝕洞窟群です。東側から浜辺を歩いてアプローチ。看板が台風で無くなったのか見当たらず、他の方の写真から推察した海蝕洞窟を撮影してみました。日頃見慣れている横穴式石室や横穴墓と違い、自然そのままに見えます。三浦市には石棺?のある古墳時代の海蝕洞窟があるなんて話も聞きますが、大抵は接近が難しい岩場や高い位置にあるので一般の見学レベルではないようです。

南に開口しているため、Rtabmapでは入り口付近がうまく撮れませんでした。

2018年6月3日日曜日

横穴墓からわかる地震

横穴墓を見学していると、古代の人々は自然の造形を自分の墓に取り込んでいるんじゃないかと、思うことがあります。地層がまるで星々の軌跡のように見える八田雷神山横穴群。わざわざ玄室天井に貝塚層が来るように設計しているようにも見える崎浜横穴群。

そんな自然取り込み横穴?の中でも、神奈川県三浦市にある切妻造妻入形横穴古墳(白山神社古墳)は、断層が横穴の一部になっているという特異なものです。下の画像は、横穴墓の側面オルソ。


側面に最低3本の断層がみえます。天井や奥壁にも同様の断層が見つけることができ、非常に複雑な地殻変動のあった地域なんだなぁと感嘆させられます。軽く調べてみると、初声層と呼ばれる400~300万年前の地層とのこと(三崎層?)。断層で区切られた白い層のみに、彩色が残っていたりと、古代の人には装飾の一部として扱っていたのかもしれません。

3次元モデルから、いくつの断層を見つけることができますか?



一般に2次元でしか露出していない断層を、3次元で見れる珍しい例・・・だったらいいなぁ。

2018年5月16日水曜日

神奈川県_三浦市_切妻造妻入形横穴古墳(Ver1.0)

 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。



※三浦半島にある優美な横穴墓”切妻造妻入形横穴古墳”。形状を現した名称よりは、菊名白山神社横穴墓とかのほうがよさそうです。非常に大型の横穴で玄室全長は5mを超えます。梁の浮彫、彩色(一部に赤色が残る)に加え、地層・断層という自然の造形美まで加える房総の横穴群にも負けない1基です。社殿を挟んで東側にも、小型ながら横穴墓があったと神主さんから伺いました。また、西側の法昌寺裏の墓地にも、やぐら(横穴墓改造?)があるので、横穴群を構成していたものと想像できます。他にも、横穴らしき穴はあるのですが・・・近隣には防空壕やトーチカも多いので素人には判断つきかねます。

注意:内部の見学には、神主さんの許可が必要です。

サイズや図面がみつからないので、ざっくりの計測データを。
横穴墓全長:6.2m(天井あり開口部付近から奥壁)
玄室全長:5.3m(袖から奥壁)
玄室幅最大:3.8m(奥壁付近)
玄室幅最小:2.6m(袖部分)
玄室高:1.8m(中心軸奥壁付近)

3次元で見ると、思ったより角ばった屋根形状をしていません。



2017年9月11日月曜日

神奈川県_横浜市_宮ノ前横穴群B群C群(Ver1.0)

 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。



※柵外からBCD群を撮影し、Pix4DMeshで3D化。残念ながらBCだけしか3Dモデルにはなりませんでした。

飾り縁のように見える部分は、玄室の奥側。上から見ると奥行があり玄室らしい形状が見えます。崩れやすいのか、玄室が完存しているものは殆どないようです。柵付くのもしょうがないですね。仮に3Dスキャンできたとしても袖ありの棺室は中々に難しそうです。

2017年2月17日金曜日

神奈川県_横浜市_宮ノ前横穴群B4(Ver1.0)

 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。



※横浜市栄区にある稀に見る住宅密集地内横穴墓群です。見学するのに、タイムズなどの有料駐車場に車を停めるというのも珍しい体験です。




















ここの特徴は、公開されている24基中15基が棺室付帯の複室構造であること。棺室と説明されているものの、人一人横たえられるサイズとは異なります。玄室とほぼ同規模の棺室を持つものから棺室らしいサイズのものまで、横穴式石室が横口式石槨にいたる変遷と似たような形状の横穴墓が並んでいます。別の説明版では、この形状を”鎌倉式”と呼んでいますが、数は少ないながらも近くは大磯、茨城や伊豆にも似たような横穴墓はあったような・・・。

残念ながらフェンスがありA群E群は近づけず、B群C群D群も内部見学はできません。期間限定で公園として整備されており見学自体は楽な横穴群です。高台にありマンションや建物が下方に見えるので撮影には注意が必要かもしれません。

2015年4月21日火曜日

神奈川県_大磯町_楊谷寺谷戸横穴墓群11号(Ver1.0)


 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。


冬季九州遠征前のある夕方に撮影したものなので、石材の色がずいぶん赤みががって記録されました。
入室した印象では平面プランが長方形と思っていましたが、意外と羽子板形に近いものです。
奥壁上部には意図的に穿ったような二つの穴があります。
(Optionから”Matcap”を選択すると分かり易いです)

入口側上部のには顔に見えそうな凹凸は判別できませんでした。