熊本県のSketchfabアカウントに刺激され、ダウンロード可能/再利用自由にチャレンジ。史料掲載申請書などで自由利用が制限されている石室は対象外。再利用の制限がされていない石室で、2基を公開すると比較など面白そうな使い方ができる古墳として、赤坂天王山古墳と牧野古墳を選択しました。
石室比較に関しては以下の記事を参照してください。
石室比較に関しては以下の記事を参照してください。
〇同じ人たちが造った”かもしれない”石室
https://gadgetkofun.blogspot.com/2018/11/blog-post.html
ダウンロード可能にするにあたり、どこまで利用を許容するかという点で少し迷いましたが、CCBY4.0(クレジット表記を求める)のみとしました。利用者として、自主規制が欲しい場合には、以下の研究報告を参照してください。
仲林篤史 2019a「埋蔵文化財・史跡整備におけ 3D の活 用と公開について」『第 1 回考古学・文化財のための データサイエンス・サロン予稿集』、pp.15-29、 http://hdl.handle.net/11177/7015
また、このデータを作成する元となっているRtabmapの.dbファイルを提供することもできます。.dbファイルには、ZenfoneARがどう動いたかを計算するために必要なデータが含まれており、Rtabmapの設定を変えることで点群やメッシュ、テクスチャー付きメッシュなど任意の3次元データを作成することができます。
研究者や測量技術をもった方々が作成する発掘調査報告書などの史料。素人が安価なデジタル機材を使用して記録する三次元データ。どちらが優れているというものではありません。使えると判断したデータは、使い倒してもらえばよいと思います。
どんな利用がされるかちょいと楽しみです。
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