2018年9月12日午後の写真 |
※2018年9月12日に訪問した際には、台風の直後ということもありとても見学できる状態に無かった笹尾古墳。2019年3月22日に再訪すると、倒木が綺麗に片付けられていました。解説板はあるものの、石室の図面は記載がなく調べても発掘調査報告書は出ていなさそう。
奈良の大型石室にしては、側壁は小型の石材で玄室を構成しています。ただ、その空間形状・サイズ自体は岩屋山式にかなり近く、峯塚古墳石室2018年現状の幅を30cm程度広げた物とほぼ同形となっています。須恵器が出土していることから、6世紀末~7世紀前半という埋葬時期も、なにも出土していない他の岩屋山式に比べると多少確度が高いのかな?もう少し研究の俎上に上がっても良い石室だと思います。
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