注意事項と3次元データの共有について

〇注意事項

3次元データのサイズによっては、高額な通信費用が発生します。Wi-Fi接続状態のスマートフォンまたは定額回線でのPCブラウザでの閲覧を推奨します。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを使用してみたい方へ

古墳や横穴式石室/横穴墓の3次元計測を行った記事は見つかるものの、取得データ自体に殆どアクセスできない3次元データ。レーザーやSfM/MVSと比べ粗いデータではありますが、使用してみたいという方がいらっしゃいましたらご連絡ください。ただし、管理者/自治体との契約により、利活用が制限されている場合があります。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを引き継ぎたい方へ

個人の3次元データではありますが、複数の要因で立入ができなくなった横穴式石室/横穴墓が多くあります。今後、個人でのデータ管理が行えなくなる/デジタル遺品化することを考慮し、データ相続先の研究者さん団体さんを緩く募集します。

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2019年2月4日月曜日

群馬県_前橋市_愛宕山古墳(Ver1.0)

 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。



※宝塔山や蛇穴山には年一通っているレベルにもかかわらず、訪れていなかった愛宕山古墳。あまりにも平滑な石材を使用した石室を直前に見てしまうと、ずいぶん古い印象を受けますが、7世紀前半を想定されています。石棺が置いてあるせいもあってか玄室全長7.1mのわりには、短く感じます(全天球1枚しかないのは、多分そのせい)。奈良通いが続いたせいか、関東の首長クラス石室はなぜ高さを追求しなかったのか気になります。

島根の直前に見学に来たのは、盗掘痕からどの程度の石棺内径を測れるか試してみたかったというのもあります。外側の形状と合わせてみると、蓋側の掘り込みは非常に薄いことが分かるなど、小型機材ゆえのデータがとれていたり。この外径と内径の形状差みたいなものも蓄積すると面白いデータになるかも。

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