注意事項と3次元データの共有について

〇注意事項

3次元データのサイズによっては、高額な通信費用が発生します。Wi-Fi接続状態のスマートフォンまたは定額回線でのPCブラウザでの閲覧を推奨します。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを使用してみたい方へ

古墳や横穴式石室/横穴墓の3次元計測を行った記事は見つかるものの、取得データ自体に殆どアクセスできない3次元データ。レーザーやSfM/MVSと比べ粗いデータではありますが、使用してみたいという方がいらっしゃいましたらご連絡ください。ただし、管理者/自治体との契約により、利活用が制限されている場合があります。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを引き継ぎたい方へ

個人の3次元データではありますが、複数の要因で立入ができなくなった横穴式石室/横穴墓が多くあります。今後、個人でのデータ管理が行えなくなる/デジタル遺品化することを考慮し、データ相続先の研究者さん団体さんを緩く募集します。

記事への秘匿コメント、Sketchfabアカウントへのメッセージ、ストリートビューの公開アカウントなどお好きな手順でご連絡ください。





2019年1月20日日曜日

奈良県_広陵町_牧野古墳(Ver1.0)

 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。



※通常石室は施錠されています。広陵町に前もって申請書を出して鍵を開けていただきました。

指標となる石室だけあって、玄室は計画性をもってかっちり作られた印象を受けます。後続の石舞台式と比べると、石材はやや小ぶりですが、石の少ない地域にこれだけの物を造る権力や技術、そして”意思”のようなものに気圧される石室でした。

玄室に羨道さらには石棺と3Dスキャンを連続で行うと、スマホのメモリが足りないorスマホでは処理できないデータになるため、1秒間に計測する回数を落としたりセッティング変更。設定や手持ちの機材の組み合わせで、最良のデータを残せるかという現地検討も、だんだん楽しくなってきています。

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