注意事項と3次元データの共有について

〇注意事項

3次元データのサイズによっては、高額な通信費用が発生します。Wi-Fi接続状態のスマートフォンまたは定額回線でのPCブラウザでの閲覧を推奨します。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを使用してみたい方へ

古墳や横穴式石室/横穴墓の3次元計測を行った記事は見つかるものの、取得データ自体に殆どアクセスできない3次元データ。レーザーやSfM/MVSと比べ粗いデータではありますが、使用してみたいという方がいらっしゃいましたらご連絡ください。ただし、管理者/自治体との契約により、利活用が制限されている場合があります。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを引き継ぎたい方へ

個人の3次元データではありますが、複数の要因で立入ができなくなった横穴式石室/横穴墓が多くあります。今後、個人でのデータ管理が行えなくなる/デジタル遺品化することを考慮し、データ相続先の研究者さん団体さんを緩く募集します。

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2018年6月17日日曜日

床面の違いが判る?撮影者違いのインターバル全天球撮影

上:2015年12月26日 朝8:30ごろの兵庫県たつの市姥塚古墳玄室
下:2018年3月の兵庫県たつの市姥塚古墳玄室

なんと、撮影者違いで古墳玄室の2年越しインターバル撮影が実現!
 Kengo Shimizu様が撮影された5000万画素の全天球写真は、結合漏れもなく床面までばっちり撮影。(兵庫県はTheta発売以前から、一眼カメラ?を使用した全天球撮影者が何人かいらっしゃるようです。)







おそらく壁面から等位置を考えるので、おおむね同じような位置からの撮影となっています。

熊本地震を経た二軒小屋古墳の破損状況を、全天球写真からチェックしたことがありました。壊れたところではなく、床面に見慣れぬ石材が転がっているかが破損個所発見のキーになりました。ただ、ThetaやThetaSでは解像度や暗所での撮影がそれほど得意ではないので、見落としはあると思います。

その点、このおそらくデジイチを使用した撮影では、十分な解像度を備えています。これなら、わずかな石の動きも観察できますね。

でも2年間あったわりには、石動いていませんね。げじげじが多いのであまり玄室の中で動きまわって見学する人も少ないのかも。

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