3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。
※10月のある日、蚊が多いエリアを避けての見学(泉崎横穴含む)と、もろもろの運用試験を兼ねての福島県和田大仏及び横穴墓群です。ZenfoneAR+RTAB-MAPの最大エリア挑戦で、横穴墓群が概ね点群データ化できました。写真測量版と見比べれば、メリットデメリットが見えてきます。
それにしても、ここは名前も説明も大仏メイン。スキャン結果からは、22基以上の横穴墓が密集しているなかなかの横穴墓群なんですが。。。”凹凸の明瞭化~”で見つけた、線刻っぽいものの位置も点群データ内で説明しています。
注意事項と3次元データの共有について
〇注意事項
3次元データのサイズによっては、高額な通信費用が発生します。Wi-Fi接続状態のスマートフォンまたは定額回線でのPCブラウザでの閲覧を推奨します。
〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを使用してみたい方へ
古墳や横穴式石室/横穴墓の3次元計測を行った記事は見つかるものの、取得データ自体に殆どアクセスできない3次元データ。レーザーやSfM/MVSと比べ粗いデータではありますが、使用してみたいという方がいらっしゃいましたらご連絡ください。ただし、管理者/自治体との契約により、利活用が制限されている場合があります。
〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを引き継ぎたい方へ
個人の3次元データではありますが、複数の要因で立入ができなくなった横穴式石室/横穴墓が多くあります。今後、個人でのデータ管理が行えなくなる/デジタル遺品化することを考慮し、データ相続先の研究者さん団体さんを緩く募集します。
記事への秘匿コメント、Sketchfabアカウントへのメッセージ、ストリートビューの公開アカウントなどお好きな手順でご連絡ください。
2017年12月29日金曜日
2017年12月27日水曜日
凹凸の明瞭化 東大がやっていた事に近いことが個人でも
最近、3次元を使った考古研究もいろいろなところで公開されてきています。発表会や雑誌といったものに、”見学”に転用できるものはないかなぁと物色。
その中で、
文化財の壺 第5号 特集:研究するモノに三次元を 2 SfM/MVSを用いた考古資料計測
http://www.book61.co.jp/book.php/N68664
動画ということで分かるように、横穴墓壁面を撮影しながら光源方向を変えているのではありません。
使ってみて分かったのは、目的の線刻が明瞭に画像に出来るということ以外に
ターゲットではない凹凸まで記録でき、
後から見直せるということ。
要三脚となってしまうので荷物は増えますが、面白いものが記録できることは確かです。
その中で、
文化財の壺 第5号 特集:研究するモノに三次元を 2 SfM/MVSを用いた考古資料計測
http://www.book61.co.jp/book.php/N68664
に記載があるReflectance Transformation Imaging (RTI)に目が留まりました。
複数方向からの光を当てた画像から、対象がどのような反射を行うかシミュレーションできるデータを作れるということ。
~~~~~
”九州装飾古墳のすべて”で、照度差ステレオ法”と紹介されている内容と同一かな。
構築された照明システムがあると便利ですが、人力で対応可能。
~~~~~
”九州装飾古墳のすべて”で、照度差ステレオ法”と紹介されている内容と同一かな。
構築された照明システムがあると便利ですが、人力で対応可能。
~~~~
つまりは
古墳見学者が
線刻に対して
明瞭に写真に写る照明方向を探して四苦八苦する作業を
お家でできる
ということです。(ちゃんと素材画像が揃っていれば)
このRTI用の画像を撮影しようと立ち寄った和田大仏&横穴群で、横穴墓の工作痕をターゲットにライティングと撮影を行っていると、工作痕とは違う幾何学模様が。。。
撮影してお家で処理。
撮影してお家で処理。
動画ということで分かるように、横穴墓壁面を撮影しながら光源方向を変えているのではありません。
![]() |
| ベストと思われる画像を出力 |
使ってみて分かったのは、目的の線刻が明瞭に画像に出来るということ以外に
ターゲットではない凹凸まで記録でき、
後から見直せるということ。
要三脚となってしまうので荷物は増えますが、面白いものが記録できることは確かです。
2017年12月24日日曜日
濃密局地的見学で専門資料の隙間を埋める
前々から気になっていた徳島県美馬市付近に集中して存在する”段の塚穴型”横穴式石室。
現地の解説には、当然のように記載されている”段の塚穴型”ですが、
言葉の初出は”天羽利夫(1973):「徳島県下における横穴式石室の一様相」 『徳島県博物館紀要』第4集.”でしょうか。(徳島の資料館で見てくればよかった・・・)
これら資料に記載があり見学したことのある古墳は、太鼓塚古墳・棚塚古墳・江ノ脇古墳の三基。”穴吹町における後期古墳の研究”に記載のある”段の塚穴型”は25基。実際に見てみよう・撮影してみよう・3次元計測してみようということで11月後半に徳島県へ。
結果、25基中17基を見学(+三島1号古墳西側石室残存空間)
大型(玄室長3m以上)の物はシルエットだけみると天守閣のようにもみえ、特徴的な構造が存在していることが分かります。小型のものは、空間形状だけを見ると肥後や紀伊のものとそれ程差がないようにも。
すでにこれら多くの古墳の測量から、30年以上経過しています。当時取得できていなかった”何か”が、見つかると嬉しいのですが。
個別公開前に、徳島県だけのフォルダを作成しました。
3次元だけではなく、全天球写真も撮影してGoogleMAPには登録済み。
個別に紹介する前に3次元データ/全天球をご覧にになりたい方は、googlemap(古墳位置)、徳島県横穴式石室 点群データ集(個別紹介するまでの期間限定)を参照してください。
段ノ塚穴型石室に関する若干の考察
現地の解説には、当然のように記載されている”段の塚穴型”ですが、
言葉の初出は”天羽利夫(1973):「徳島県下における横穴式石室の一様相」 『徳島県博物館紀要』第4集.”でしょうか。(徳島の資料館で見てくればよかった・・・)
これら資料に記載があり見学したことのある古墳は、太鼓塚古墳・棚塚古墳・江ノ脇古墳の三基。”穴吹町における後期古墳の研究”に記載のある”段の塚穴型”は25基。実際に見てみよう・撮影してみよう・3次元計測してみようということで11月後半に徳島県へ。
結果、25基中17基を見学(+三島1号古墳西側石室残存空間)
![]() |
| 左上から大きいものを列挙 古墳の名前言えるかな? |
すでにこれら多くの古墳の測量から、30年以上経過しています。当時取得できていなかった”何か”が、見つかると嬉しいのですが。
個別公開前に、徳島県だけのフォルダを作成しました。
3次元だけではなく、全天球写真も撮影してGoogleMAPには登録済み。
個別に紹介する前に3次元データ/全天球をご覧にになりたい方は、googlemap(古墳位置)、徳島県横穴式石室 点群データ集(個別紹介するまでの期間限定)を参照してください。
ラベル:
雑記(ガジェット&古墳関連),
徳島県
場所:
日本、徳島県美馬市
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