その中で、
文化財の壺 第5号 特集:研究するモノに三次元を 2 SfM/MVSを用いた考古資料計測
http://www.book61.co.jp/book.php/N68664
に記載があるReflectance Transformation Imaging (RTI)に目が留まりました。
複数方向からの光を当てた画像から、対象がどのような反射を行うかシミュレーションできるデータを作れるということ。
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”九州装飾古墳のすべて”で、照度差ステレオ法”と紹介されている内容と同一かな。
構築された照明システムがあると便利ですが、人力で対応可能。
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”九州装飾古墳のすべて”で、照度差ステレオ法”と紹介されている内容と同一かな。
構築された照明システムがあると便利ですが、人力で対応可能。
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つまりは
古墳見学者が
線刻に対して
明瞭に写真に写る照明方向を探して四苦八苦する作業を
お家でできる
ということです。(ちゃんと素材画像が揃っていれば)
このRTI用の画像を撮影しようと立ち寄った和田大仏&横穴群で、横穴墓の工作痕をターゲットにライティングと撮影を行っていると、工作痕とは違う幾何学模様が。。。
撮影してお家で処理。
撮影してお家で処理。
動画ということで分かるように、横穴墓壁面を撮影しながら光源方向を変えているのではありません。
ベストと思われる画像を出力 |
使ってみて分かったのは、目的の線刻が明瞭に画像に出来るということ以外に
ターゲットではない凹凸まで記録でき、
後から見直せるということ。
要三脚となってしまうので荷物は増えますが、面白いものが記録できることは確かです。
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