大部分の時間を演算に使用しています。
そんな長時間の演算結果が失敗に終わったとき、がっかりもするのですが失敗の原因がわかりやすく反映されている失敗3Dモデルもちらほら。
そんな中から特徴のある2枚をご紹介。
蛇穴山古墳前庭も含めた石室を一気に処理しようとして出来た一品。
石室と前庭が妙な連結をされてしまい斜めになってしまっています。
点群がどのように生成されたか見てみると、入口付近の天井と床面の写真から基点が作成されていました。外側から石室を撮影した際に写った暗い床面と内側から前庭を撮影した際に写った石室入口の暗い部分が同じ位置とされたのが敗因のようです。
フェンス越しに全周から撮影して石室を再現しようとした山名原口2号墳。
現地を知っている方ならすぐわかるように説明板が二箇所にあるなど、謎空間が出来上がりました。
点群がどのように生成されたか見てみると、異なる鉄柵や支柱が同じものとして基点が生成されていました。どうしても石室自体に焦点を合わせてしまい背後の鉄柵や支柱がボケ気味に写ってしまっているのが失敗要因のようです。
全天球も含め品質を求めると、カメラで写すということが如何に難しいかが身にしみてきている最中です。
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