注意事項と3次元データの共有について

〇注意事項

3次元データのサイズによっては、高額な通信費用が発生します。Wi-Fi接続状態のスマートフォンまたは定額回線でのPCブラウザでの閲覧を推奨します。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを使用してみたい方へ

古墳や横穴式石室/横穴墓の3次元計測を行った記事は見つかるものの、取得データ自体に殆どアクセスできない3次元データ。レーザーやSfM/MVSと比べ粗いデータではありますが、使用してみたいという方がいらっしゃいましたらご連絡ください。ただし、管理者/自治体との契約により、利活用が制限されている場合があります。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを引き継ぎたい方へ

個人の3次元データではありますが、複数の要因で立入ができなくなった横穴式石室/横穴墓が多くあります。今後、個人でのデータ管理が行えなくなる/デジタル遺品化することを考慮し、データ相続先の研究者さん団体さんを緩く募集します。

記事への秘匿コメント、Sketchfabアカウントへのメッセージ、ストリートビューの公開アカウントなどお好きな手順でご連絡ください。





2016年9月8日木曜日

学芸員さんの細かい努力?ローカルガイドのボランティア?

googleMapに登録している全天球写真。
マップのリスティングを選択という項目が増え、写真を関連付けるお店や施設が一覧で出てくるようになりました。


私が作成している3Dモデルや全天球写真は、完全無名のものはほとんど無くある程度指定されている史跡ですが、なかなか表示の一覧に出てくるものはありません。
(スクリーンショットに関連する古墳は県指定です)

そんななか、稀にですが史跡がGoogleMAPに登録されている地域がぼちぼち出てきています。

登録者には、二つのパターンがあると考えられます。

○学芸員さんが登録されている?
地元の学芸員さんがGoogleMAPへの登録を進めている場合があります。
おかん塚古墳自体のマーカー作成はずいぶん前のようですが、最近国史跡になったこともありHPのリンクや電話番号がしっかりと飯田市に括り付けられました。(以前は埼群古墳館さんにリンクされていた時期も・・・)
上溝天神塚や御猿堂古墳のマーカーが出来ていることを考えると、よく知っている市の方かボランティアの方が動いているように思われます。




○一般のgoogleローカルガイドががんばっている?
最近になってgoogleMapへの写真やコメントの投稿などにポイントが与えられて、優遇されたサービスを受けられるようになっています。コメントの投稿がポイント稼ぎには一番楽そうなのであまり遺跡の位置を登録しているとは考えづらいですが、古墳に限らず文化財めぐりが好きな方がマーカーの作成・写真の登録を行われている可能性はあります。



自治体さんHPの文化財ページに情報があれば良いという時代はあっさりと終わり、インターネットの複数レイヤーに文化財情報を仕込むという時代が早速到来。”古墳”というキーワードでgoogleMAPを検索して、市町村史跡まで登録されている自治体を見つけたら・・・それは学芸員さんの努力の跡かもしれません。








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