季節はすでに夏。
整備されていない山野の古墳を巡るには、非常に危険な季節となりました。
次の古墳シーズンに向けての準備として、藪漕ぎをしていくような古墳までのルートをあまり考えずに記録できる機器はないかなぁと漠然と思考。流行のスマートウォッチ?にたどり着きました。
似たようなことはスマートフォンでも出来ますが、ThetaSやGoProの母艦や緊急時連絡用として電池をあまり使いたくありません。健康のため・・・などといろいろ言い訳しながら購入してしまいました。
購入したのは、Germin235J (ランニング・ウォーキングがメインのスマートウォッチ)
車を置いた場所や起点となる駅などで測定を開始すれば、どういうルートを通って古墳にたどり着いたが記録できます。
まずは、空が開けた古墳(山梨県笛吹市八代ふるさと公園、岡銚子塚古墳)
岡銚子塚古墳と杯塚古墳の墳丘3D化のルート。
僅かに後円部北西部の記録が出来ませんでいたが、駐車した車から降りて2基の古墳を撮り終えかえってくるまでがまる分かりです。
次に石室に入っちゃう古墳(長野県飯田市 馬背塚古墳、御猿堂古墳)
馬背塚古墳の墳丘3D化と石室の撮影・3D化(出たり入ったり)からスタートして、御猿堂古墳の石室撮影で外に出たところで記録終了。石室の出たり入ったりは、GPSの測位に当然効いてきます。出入りした直後のデータは、多少異なった位置にプロットされるようです。御猿堂古墳石室入口付近は家に囲まれた状況。それでもかなり正しい位置をさしています。
そして、林の中の古墳(愛知県豊田市馬場瀬古墳群)
これが、藪漕ぎには状況が一番近いですが・・・
公民館裏に車を停めて、北側にある2号墳を見学した後に南に移動。8号墳の状況を確認して、もろもろの荷物を取りに行って、8号墳の3D化などを行っています。ある程度8号墳の周りに集中して記録されていますが、100m以上ずれているものもあります。明らかに移動していない場所の記録を削除したりするなど何らかの修正が必要になりそうです。
冬になると木々によっては落葉し、GPSの位置記録も精度が良くなる可能性もあります。冬シーズンに藪漕ぎ古墳で再チャレンジ!
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