ZenfoneARというこなれた機材が潤沢にあるため、のんびり推移を見ていたLidar付きiPadですが、ARkitのバージョンアップに伴い大きな動きがありました。
ARkit 4
https://developer.apple.com/videos/play/wwdc2020/10611
前バージョンまでは計測したデータ自体を扱うことができず3Dスキャナーとしての使い方は、ほとんどできない状態でした。奥行のデータをARkit4から扱えるようになったため、早速サンプル等を使用して自室やお仕事環境を撮影されている方がでてきています。
当然以前から技術を持っていた会社は、Lidar付きiPad向けのアプリやサービスを早速リリースしてきています。
AR界隈や建築界隈が盛り上がってくれば、当然Android側も対応。
Depth API overview for Unity
https://developers.google.com/ar/develop/unity/depth/overview
こちらも開発者は、すぐに対応してきます。
3D Scanner for ARCore(早期アクセス)
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.lvonasek.arcore3dscanner&hl=ja
End of support for devices without DepthAPIというコメントがある様に、次回のアップデートでDepthAPIに対応しより精度の高い3次元モデルを作成できるようになることが期待されます。
Androidスマートフォンでも、高級機にはDepthセンサーが付いている機種はそこそこあります。(GalaxyとかXperiaとか)それらの機種が、ARCore対応かつDepthAPIになると、一気に3Dスキャンをする方が増えるのではないかなぁと。
余談
スマートフォンが一般化し、どこでも写真・動画が撮れるとして問題になったことは、この3Dスキャンという機能とデータが容易に使えるアプリの出現で、同じようなことが起こってくる・・・かも。
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