注意事項と3次元データの共有について

〇注意事項

3次元データのサイズによっては、高額な通信費用が発生します。Wi-Fi接続状態のスマートフォンまたは定額回線でのPCブラウザでの閲覧を推奨します。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを使用してみたい方へ

古墳や横穴式石室/横穴墓の3次元計測を行った記事は見つかるものの、取得データ自体に殆どアクセスできない3次元データ。レーザーやSfM/MVSと比べ粗いデータではありますが、使用してみたいという方がいらっしゃいましたらご連絡ください。ただし、管理者/自治体との契約により、利活用が制限されている場合があります。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを引き継ぎたい方へ

個人の3次元データではありますが、複数の要因で立入ができなくなった横穴式石室/横穴墓が多くあります。今後、個人でのデータ管理が行えなくなる/デジタル遺品化することを考慮し、データ相続先の研究者さん団体さんを緩く募集します。

記事への秘匿コメント、Sketchfabアカウントへのメッセージ、ストリートビューの公開アカウントなどお好きな手順でご連絡ください。





2019年5月20日月曜日

4年半振りの同一石室 スキャン技術の違いで見えるもの



うろ覚えながら2014年12月23日寒空のもと3Dスキャンした岩橋千塚古墳群前山A99号墳(上)と、2019年3月22日薄曇りの中3Dスキャンした岩橋千塚古墳群前山A99号墳(下)。現状、ほとんど使用することのなくなったiPad+StructureSensor+Skanect+MacbookAirの組み合わせと、ZenfoneAR+Rtabmapの比較です。

Skanectのデータは、特にメッシュについてRtabmapよりも明瞭に判別できます。その代わり大きな移動はできないので、例えば天井方向にスキャナから離れるによってデータが荒くなります。また、移動できないデメリットは、羨道側の石材の上下面を記録できないところにも表れています。
割石の明瞭な記録はMetashapeでも実現可能なので、どうしてもSkanectの運用は低調ですが上位のソフトウェアによっては使い道がありそう無きはします。

・・・山登りの必要な古墳にPC等ワンセット持って行くかというと微妙ですが。

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